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執筆:二級建築士 安藤勉
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リフォームを考えているけれど、「工事中もそのまま住めるのかな?」と不安になる方もいると思います。
実際には、住みながら工事を行うケースは少なくありません。ただし、工事内容によっては、想像以上に不便になることもあります。
今回は、住みながらリフォームする時に確認したいポイントを説明します。
住みながら工事できることが多い
例えば、
- トイレ交換
- 洗面台交換
- 内窓設置
- 外壁塗装
- 子供部屋や和室など一部屋だけの改装
などは、住みながら工事できることが一般的です。そのため、必ず仮住まいが必要になるわけではありません。
一方で、キッチンや浴室などの工事では、数日間使えなくなることがあります。特に、浴室工事では、数日間お風呂に入れないこともあります。また、キッチン工事では、数日間自炊が難しくなることもあります。
工事内容によって、どのくらい生活に影響が出るのか確認しておきましょう。また、工事そのものだけでなく、荷物の移動についても確認しておくことが大切です。
大型家具は動かしても、小物は自分で移動することが多い
リフォームでは、タンスや食器棚などの大型家具は、職人が移動してくれることがあります。
しかし、食器や衣類、書類などの小物類は、お客様自身で移動をお願いされるケースが少なくありません。
工事が始まってから慌てないように、どこまで工事店が対応するのかを事前に確認しておきましょう。
間取り変更を伴う工事は特に注意が必要
住みながらのリフォームで、特に注意したいのが間取り変更を伴う工事です。例えば、
- 工事する部屋
- 荷物を仮置きする部屋
- 生活する部屋
の3つが必要になることがあります。
また、工事が進むにつれて、荷物を別の部屋へ移動する必要が出てくることもあります。
そのため、「いつどの部屋を工事するのか」だけでなく、
「どこに荷物を移動するのか」
「その期間はどこで生活するのか」
まで含めて、事前に工事店と打合せしておくことが大切です。
全国の工事店を見ていると、段取りが良い会社ほど、工事前にこうした説明をしています。
逆に、工事中の生活について打合せがないまま、いきなり工事が始まるような場合は、少し注意した方が良いかもしれません。
騒音やホコリも考えておきたい
リフォームでは、解体工事を伴うこともあります。そのため、騒音やホコリが発生することがあります。
特に、高齢者や小さなお子様、ペットがいるご家庭は、事前に相談しておくことをおすすめします。
工事店によって工事の進め方は変わる
全国の工事店を見ていると、住みながら工事に慣れている会社ほど、荷物の移動計画や工事の順番、生活スペースの確保まで考えて提案しています。
一方で、工事内容だけ説明して、工事中の生活についてほとんど説明がない会社もあります。
私たちは全国で20年以上、リフォーム会社の審査や、お客様からのご相談をお受けしてきました。
その中でも、「工事内容は聞いていたけれど、工事中の生活までは想像していなかった」というご相談は少なくありません。
住みながら工事を予定している場合は、工事内容だけでなく、工事中の過ごし方まで相談できる会社かどうかも確認しておきましょう。
契約前に確認しておきたいこと
住みながら工事を予定している場合は、次の点を確認しておくと安心です。
- 水まわりは何日使えなくなるのか
- お風呂は何日使えないのか
- 荷物の移動は誰が行うのか
- 工事する部屋と生活する部屋はどう分けるのか
- 工事時間は何時から何時までか
- 駐車場や玄関は通常どおり使えるのか
事前に確認しておくことで、工事が始まってからの「聞いていなかった」を減らしやすくなります。
仮住まいが必要になることもある
全面リフォームなど、工事範囲が広い場合は、仮住まいを検討した方が良いケースもあります。
例えば、キッチン・浴室・トイレを同時に工事する場合や、家全体をリフォームする場合です。
工事期間だけでなく、体への負担やストレスも考えて判断することが大切です。
建設業許可・自社施工・見積り・保証の【4つの基準】をあわせて見ると、会社を判断しやすくなります。
会社選びで大切なことを順番に知りたい方は、こちらをご覧ください。
まとめ|工事内容だけで判断しない
住みながらリフォームすることは可能です。
ただし、工事内容によっては、想像以上に生活へ影響が出ることがあります。
そのため、工事だけではなく、
- どの部屋をいつ工事するのか
- 荷物はどこへ移動するのか
- 水まわりは何日使えないのか
まで確認しておくことが大切です。
特に間取り変更を伴う工事では、工事そのものよりも、工事中の生活計画が重要になることもあります。
契約前にしっかり打合せしておきましょう。
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