【この記事は約3分で読めます】
執筆:二級建築士 安藤勉
→詳しいプロフィールはこちら
リフォームを考え始めると、「お風呂も古くなってきた」「キッチンも使いにくい」「外壁も気になる」など、気になる場所が次々に出てくるものです。
ただし、予算には限りがあります。そのため、何から優先して進めるかを整理しておくことが、後悔しないリフォームにつながります。
リフォームで迷いやすい理由
リフォームは、一度にすべてを行う必要はありません。
しかし、キッチン、浴室、トイレ、外壁、屋根など、複数の工事を検討していると、「どれを先にすれば良いのだろう」と迷ってしまいます。
全国から寄せられる相談の中で、「何を優先するべきか分からない」という悩みは少なくありません。
優先順位が決まらないと予算オーバーしやすい
優先順位が決まらないまま計画を進めると、工事内容が少しずつ増え、結果として予算オーバーにつながることがあります。
例えば、浴室交換を考えていたのに、洗面所も、クロスも、給湯器も、と工事範囲が広がるケースです。もちろん悪いことではありません。ただし、本当に必要な工事に予算を使えなくなってしまうこともあります。
まずは「今必要な工事」を整理しよう
リフォームの優先順位に迷ったら、次の順番で考えるのがおすすめです。
①壊れると生活に困るもの
- 給湯器
- トイレ
- 水漏れ
- スイッチや照明器具など電気関連
毎日の生活に直結するため、優先度は高くなります。
②放置すると修理費が増えるもの
- 雨漏り
- 屋根の傷み
- 外壁の劣化
- シロアリ被害
後回しにすると工事範囲が広がり、費用が大きくなることがあります。
③暮らしを快適にするもの
- 浴室
- キッチン
- 断熱
- バリアフリー
生活の質を高める工事です。
④見た目や好みの工事
- デザイン変更
- 収納追加
- 間接照明
- 内装イメージチェンジ
急がなくてもよい場合が多く、予算に合わせて検討できます。
建設業許可・自社施工・見積り・保証の【4つの基準】をあわせて見ると、会社を判断しやすくなります。
会社選びで大切なことを順番に知りたい方は、こちらをご覧ください。
将来でも良い工事もある
全国から寄せられる相談では、「お風呂を新しくしたい」「キッチンを使いやすくしたい」というご相談も多くあります。
ただ、お話を伺うと、実は給湯器の交換時期が近かったり、外壁の傷みが進んでいたりして、そちらを優先した方が良いケースも少なくありません。
やりたい工事と、今必要な工事は、必ずしも同じとは限らないのです。
見積りを取る前に整理したいこと
リフォーム会社へ相談する前に、次の3つを書き出してみましょう。
- 必ず行いたい工事
- できれば行いたい工事
- 将来でも良い工事
これだけでも、見積りが整理しやすくなります。
見積りの見方については、こちらの「見積りのチェックポイント」も参考にしてください。
まとめ|必要な工事から考えよう
リフォームの優先順位に迷ったら、「今困っていること」「放置すると悪化すること」から考えるのがおすすめです。
やりたい工事から考えるのではなく、必要な工事から整理することで、限られた予算でも満足度の高いリフォームにつながります。
何から始めていいかわからない方は、第三者の立場でご相談をお受けしています。
電話でも、WEBでも、お名前なしでもご相談いただけます。
※営業の電話はありません。
リフォームで失敗しないための知識は「青本・赤本」にまとめています。
※NHKでも紹介された冊子です
※累計100万部発行
関連する注意点は、リフォームお役立ちトピックスでも確認できます。