リフォームの優先順位の決め方|後悔しないために考えたいこと

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執筆:二級建築士 安藤勉
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リフォームを考え始めると、「お風呂も古くなってきた」「キッチンも使いにくい」「外壁も気になる」など、気になる場所が次々に出てくるものです。

ただし、予算には限りがあります。そのため、何から優先して進めるかを整理しておくことが、後悔しないリフォームにつながります。

リフォームで迷いやすい理由

リフォームは、一度にすべてを行う必要はありません。

しかし、キッチン、浴室、トイレ、外壁、屋根など、複数の工事を検討していると、「どれを先にすれば良いのだろう」と迷ってしまいます。

全国から寄せられる相談の中で、「何を優先するべきか分からない」という悩みは少なくありません。

優先順位が決まらないと予算オーバーしやすい

優先順位が決まらないまま計画を進めると、工事内容が少しずつ増え、結果として予算オーバーにつながることがあります。

例えば、浴室交換を考えていたのに、洗面所も、クロスも、給湯器も、と工事範囲が広がるケースです。もちろん悪いことではありません。ただし、本当に必要な工事に予算を使えなくなってしまうこともあります。

まずは「今必要な工事」を整理しよう

リフォームの優先順位に迷ったら、次の順番で考えるのがおすすめです。

①壊れると生活に困るもの

  • 給湯器
  • トイレ
  • 水漏れ
  • スイッチや照明器具など電気関連

毎日の生活に直結するため、優先度は高くなります。

②放置すると修理費が増えるもの

  • 雨漏り
  • 屋根の傷み
  • 外壁の劣化
  • シロアリ被害

後回しにすると工事範囲が広がり、費用が大きくなることがあります。

③暮らしを快適にするもの

  • 浴室
  • キッチン
  • 断熱
  • バリアフリー

生活の質を高める工事です。

④見た目や好みの工事

  • デザイン変更
  • 収納追加
  • 間接照明
  • 内装イメージチェンジ

急がなくてもよい場合が多く、予算に合わせて検討できます。

リフォーム会社選びで迷ったら

建設業許可・自社施工・見積り・保証の【4つの基準】をあわせて見ると、会社を判断しやすくなります。

会社選びで大切なことを順番に知りたい方は、こちらをご覧ください。

将来でも良い工事もある

全国から寄せられる相談では、「お風呂を新しくしたい」「キッチンを使いやすくしたい」というご相談も多くあります。

ただ、お話を伺うと、実は給湯器の交換時期が近かったり、外壁の傷みが進んでいたりして、そちらを優先した方が良いケースも少なくありません。

やりたい工事と、今必要な工事は、必ずしも同じとは限らないのです。

見積りを取る前に整理したいこと

リフォーム会社へ相談する前に、次の3つを書き出してみましょう。

  • 必ず行いたい工事
  • できれば行いたい工事
  • 将来でも良い工事

これだけでも、見積りが整理しやすくなります。

見積りの見方については、こちらの「見積りのチェックポイント」も参考にしてください。

まとめ|必要な工事から考えよう

リフォームの優先順位に迷ったら、「今困っていること」「放置すると悪化すること」から考えるのがおすすめです。

やりたい工事から考えるのではなく、必要な工事から整理することで、限られた予算でも満足度の高いリフォームにつながります。

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