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他社の見積書を見せてほしいと言われたら?見せてもいいケース・断ってもいいケース

【この記事は約4分で読めます】
執筆:二級建築士 安藤勉
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「他社の見積書を見せてもらえますか?」

リフォーム会社から、このように言われて戸惑ったことはありませんか。

「見せた方が話が早いのかな。」
「断ったら印象が悪くなるのでは?」
「他社の見積書を見せるのは普通のことなのでしょうか。」

このようなご相談をいただくことがあります。

私たちは20年以上、全国のリフォーム会社選びに携わってきました。その中でも、「見積書を見せるべきか迷っている」というご相談は少なくありません。

結論から言うと、他社の見積書を見せる義務はありません。

一方で、内容を比較するために見せた方が役立つ場合もありますが、大切なのは、「何のために見せるのか」を確認したうえで判断することです。

今回は、他社の見積書を見せるメリットや注意点について解説します。

他社の見積書を見せる義務はない

まず知っておきたいのは、他社の見積書を提示する義務はないということです。

見積書は、お客様と見積りを作成した会社との間でやり取りする書類です。

そのため、「見せたくありません。」と伝えても失礼にはあたりません。

断ったからといって、不利になることも基本的にはありません。

なぜ見積書を見せてほしいと言われるの?

リフォーム会社が見積書を見たい理由はさまざまです。例えば、

  • 工事内容に違いがないか確認したい
  • 見積りに含まれていない工事がないか確認したい
  • 同じ条件で比較したい

といった理由で確認をお願いする会社もあります。

このような目的であれば、お客様にとっても比較しやすくなる場合があります。

注意したいケースもある

一方で、注意が必要なケースもあります。例えば、

  • 他社の金額だけを見て値引きをする
  • 工事内容を十分確認せず価格だけを合わせる
  • 他社の提案内容をそのまま利用する

ことが目的の場合です。

見積りは、工事内容や使用する材料、施工方法まで含めて比較することが大切です。

価格だけを基準に判断すると、工事内容に違いがあることを見落としてしまうことがあります。

見せるなら金額を隠してもよい

「工事内容だけ見てもらいたい。」

という場合は、金額を見せる必要はありません。例えば、

  • 金額部分を隠す
  • 値引き額を隠す
  • 工事項目だけ見せる

という方法でも十分比較できます。どこまで見せるかは、お客様が決めてよいことです。

信頼できる会社は理由を説明してくれる

「見積書を見せてください。」と言われたら、「何を確認したいのですか。」と聞いてみましょう。

信頼できる会社であれば、

  • 工事内容を比較したい
  • 抜けている工事がないか確認したい
  • 同じ条件で提案したい

など、理由を分かりやすく説明してくれます。

一方で、理由が曖昧なまま見積書だけを求める場合は、慎重に判断した方がよいでしょう。

見積りは価格だけで比較しない

見積書を見ると、どうしても金額に目が向きがちです。

しかし、本当に比較したいのは、

  • 工事範囲
  • 使用する設備や材料
  • 保証内容
  • アフターサービス
  • 含まれている工事

です。金額が安くても、必要な工事が含まれていなければ、あとから追加費用が発生することもあります。

見積りの見方については、こちらの記事でも詳しく解説しています。

→ 見積りの注意点と会社の見極め方【3分】 

本当の原因は会社選び

「他社の見積書を見せないと契約できません。」
「見せないなら見積りは作れません。」

このような対応をされると、不安になります。

私たちが20年以上リフォーム会社選びに携わる中でも、信頼できる会社ほど、

  • 見積書を見たい理由を丁寧に説明する
  • 見せなくても見積りを作成する
  • 他社を批判するのではなく内容を比較する
  • お客様が納得できる提案を心掛ける

という特徴があります。

見積書は会社を比較するための大切な資料です。

だからこそ、「見せること」が目的ではなく、「お客様にとって最適な提案をすること」が本来の目的であるべきです。

会社選びの流れを知りたい方へ

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会社選びについて順番に知りたい方は、こちらをご覧ください。

まとめ|見せるかどうかはお客様が決めてよい

他社の見積書を見せる義務はありません。そのため、見せたくない場合は断っても問題ありません。

一方で、工事内容を比較するために見せることで、お互いの認識を合わせやすくなる場合もあります。

大切なのは、見積書を見たい理由を確認し、納得したうえで判断することです。

価格だけでなく、工事内容や保証、アフターサービスまで比較して、自分に合った会社を選びましょう。

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