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執筆:二級建築士 安藤勉
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リフォームで相見積りを取ると、会社によって提案内容が違うことがあります。例えば、
- A社は修理を提案
- B社は交換を提案
- C社は様子見を提案
ということも珍しくありません。
すると、「どれが正しいのだろう?」と迷ってしまう方も多いと思います。
今回は、提案内容が違う理由と、比較する時のポイントについて整理します。
相見積りで提案内容が違うのはなぜ?
リフォームは、新築のように正解が一つではありません。
建物の状態や予算、今後どのくらい住み続ける予定なのかによっても、最適な方法は変わります。
そのため、同じ家を見ても、会社によって提案内容が違うことがあります。
提案内容が違うのは珍しいことではない
例えば、外壁の劣化がある場合でも、
- 今回は塗装で十分
- 重ね張りも検討した方が良い
- 数年後に再検討でも良い
など、考え方が分かれることがあります。
どれも間違いとは限りません。重要なのは、「なぜその提案になったのか?」です。
高い提案=悪い提案とは限らない
例えば、修理を提案する会社より、交換を提案する会社の方が見積り金額は高くなります。
しかし、交換の方が長持ちする場合や、将来のメンテナンス費用を抑えられる場合もあります。
反対に、必要以上の工事を提案しているケースもあります。
そのため、金額だけで判断するのではなく、なぜその工事が必要なのかを確認することが大切です。
会社によって建物の見方や考え方が違う
全国の工事店を見ていると、会社によって提案内容が異なることは珍しくありません。それは、
- 得意分野
- 建物の考え方
- 将来を見据える視点
が違うからです。
例えば、今の不具合だけを解決する提案もあれば、5年後・10年後のメンテナンス費用まで考えて提案する会社もあります。
また、修理で対応できる状態でも、交換を提案する会社があれば、逆に交換時期でも修理を提案する会社もあります。
そのため、提案内容だけで判断するのではなく、提案理由を確認することが大切です。
建設業許可・自社施工・見積り・保証の【4つの基準】をあわせて見ると、会社を判断しやすくなります。
会社選びで大切なことを順番に知りたい方は、こちらをご覧ください。
どれが正しいかより「なぜその提案なのか」
提案内容が違った時は、「なぜその提案なのですか?」と聞いてみましょう。例えば、
- なぜ交換が必要なのか
- なぜ修理で良いのか
- 他の方法ではなぜダメなのか
- 将来どのようなリスクがあるのか
などです。
説明が分かりやすく、メリットだけでなくデメリットも説明してくれる会社は安心材料の一つです。
見積り比較で確認したいポイント
見積りを比較する時は、金額だけではなく、
- 提案内容
- 工事範囲
- 提案理由
- 将来のメンテナンス計画
も確認しましょう。見積りの見方については、こちらの記事で詳しくまとめています。
まとめ|提案内容より提案理由を比較しよう
リフォーム会社によって提案内容が違うのは珍しいことではありません。
大切なのは、どちらが正しいかを探すことではなく、なぜその提案になったのかを比較することです。
また、今だけではなく、5年後・10年後まで見据えた説明をしてくれる会社かどうかも確認してみてください。
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