公開:

更新:

屋根工事後に雨音が大きくなった原因は?考えられる理由と対処法を解説

【この記事は約4分で読めます】
執筆:二級建築士 安藤勉
→詳しいプロフィールはこちら

屋根工事が終わってから、

「雨が降ると以前より音が大きい。」
「寝室で雨音が気になるようになった。」
「工事前は気にならなかったのに。」

このような違和感を覚えることがあります。

屋根工事の後に雨音が変わることは珍しくありません。

しかし、屋根材の特徴による場合もあれば、施工方法や建物の状態が影響していることもあります。

原因によって対応方法は異なるため、まずは落ち着いて原因を確認することが大切です。

この記事では、屋根工事後に雨音が大きく感じる主な原因や、工事会社へ相談した方がよいケースについて解説します。

屋根工事後に雨音が大きくなる主な原因

雨音が変わる原因は一つではありません。

まずは代表的な原因を見ていきましょう。

屋根材が変わった

屋根工事では、以前とは違う屋根材に交換することがあります。

例えば、

  • 金属屋根
  • スレート屋根
  • 洋瓦・和瓦

では、雨音の伝わり方が異なります。

特に金属屋根は、スレート屋根、洋瓦・和瓦より雨音が大きく感じやすいことがあります。

ただし、最近の屋根工法では断熱材や防音材を組み合わせることも多く、一概に「金属屋根だからうるさい」とはいえません。

屋根の構造が変わった

屋根の葺き替えでは、屋根の構造が変わることがあります。

これにより、音の響き方が以前と変わる場合があります。

工法によっては、逆に雨音が小さくなることもあります。

断熱材や防音材の影響

天井裏の断熱材や防音材が劣化していたり、一部がずれていたりすると、雨音が室内へ伝わりやすくなることがあります。

屋根工事とは直接関係がなくても、工事後に気付きやすいケースがあります。

雨どいから音がしている

屋根ではなく、雨どいが原因の場合もあります。

例えば、

  • 雨どいの固定不足
  • 金具のゆるみ
  • 落ち葉などの詰まり

があると、雨水が当たる音が大きくなることがあります。

強い雨だった

最近では、ゲリラ豪雨、局所的な大雨が増えています。以前より雨音が気になると思っても、その日は大雨や集中豪雨だった可能性もあります。

通常の雨でも音が大きいのか、強い雨だけなのかを確認してみましょう。

工事が原因とは限らない

屋根工事後に雨音が大きくなったからといって、すぐに施工不良とは限りません。

例えば、

  • 屋根材の種類が変わった
  • 雨の降り方が違った
  • 生活環境が変わった

など、さまざまな要因が考えられます。

まずは原因を一つずつ確認することが大切です。

工事会社へ相談した方がよいケース

次のような場合は、施工した工事会社へ相談しましょう。

工事直後から急に音が大きくなった

工事前との違いがはっきり分かる場合は、一度点検を依頼しましょう。

施工内容に問題がないか確認してもらうことが大切です。

雨漏りも発生している

雨音だけでなく、

  • 天井にシミがある
  • 雨漏りしている

場合は、早急に点検が必要です。

屋根や防水部分に不具合がある可能性があります。

屋根や雨どいから異音がする

風が吹くたびに、

  • カタカタ音がする
  • ガタガタ揺れる

などの場合は、固定不足などが考えられます。

そのまま放置せず相談しましょう。

自分で確認できるポイント

工事会社へ連絡する前に、次の点を確認すると状況を説明しやすくなります。

  • 音がする場所
  • 雨の強さ
  • 雨どいから音がしていないか
  • 雨漏りの有無
  • 工事前との違い

これらを整理しておくと、原因を絞り込みやすくなります。

補修方法は原因によって異なる

雨音が大きくなる原因によって、必要な対応は変わります。

屋根材の特性によるものであれば、異常ではない場合もあります。

一方、

  • 屋根材の固定不足
  • 雨どいの不具合
  • 防水施工の問題

などが原因なら、補修が必要になることがあります。

原因が分からないまま工事を追加するのではなく、まず点検を受けることが大切です。

リフォーム会社選びで迷ったら

リフォームは、どの会社へ依頼するかによって、提案内容や工事の品質、工事後の対応が変わります。

建設業許可・自社施工・見積り・保証など、会社選びで確認したいポイントをまとめています。

信頼できる工事会社は原因を丁寧に説明してくれる

優良な工事会社は、

「屋根材が変わったから仕方ありません。」

と説明だけで終わらせることはありません。

実際に現地を確認し、

  • 屋根材の状態
  • 固定状況
  • 雨どい
  • 防水部分

などを点検したうえで、原因を説明してくれます。

必要な補修だけを提案してくれる会社なら安心です。

工事後の保証について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

→保証で失敗しない会社選び【3分】 

まとめ

屋根工事後に雨音が大きく感じる原因には、

  • 屋根材の種類が変わった
  • 屋根の構造が変わった
  • 断熱材や防音材の影響
  • 雨どいの不具合
  • 雨の降り方

などが考えられます。

工事が原因とは限りませんが、工事直後から急に音が大きくなった場合や、雨漏りや異音もある場合は、施工した工事会社へ早めに相談しましょう。

原因をしっかり確認し、必要な補修を行うことが、安心して長く住み続けるためにつながります。

リフォーム会社選びで失敗しないためには、工事後の対応や保証内容も重要です。

会社選びで迷う方へ

リフォームで失敗しないための知識は「青本・赤本」にまとめています。

青本・赤本を無料で取り寄せる>

※NHKでも紹介された冊子です
※累計100万部発行

TOP