全面リフォームを任せる会社の選び方|家全体を見てくれる会社か確認しましょう

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執筆:二級建築士安藤勉
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全面リフォームは、キッチンだけ、浴室だけの部分的な工事とは違います。

家全体を見ながら、工事内容を整理する必要があります。

  • 間取り
  • 水まわり
  • 配管
  • 電気
  • 床、壁、天井
  • 断熱や耐震
  • 生活動線
  • 工事中の管理

関係する範囲が広いため、会社選びがとても大切です。

大切なのは、ひとつひとつの工事ができるかだけではありません。家全体を見て、必要な工事を整理できる会社かです。

この記事では、全面リフォームを任せる会社を選ぶときに確認したいポイントを説明します。

全面リフォームは部分リフォームと違います

全面リフォームは、部分リフォームよりも確認することが多くなります。

たとえば、浴室だけの工事なら、浴室まわりを中心に考えます。

しかし、全面リフォームでは、家全体の使い方を考える必要があります。

  • 間取りを変えるか
  • 水まわりを移動するか
  • 配管や電気をどうするか
  • 断熱や耐震も考えるか
  • 収納や生活動線をどう整えるか
  • 工事中の生活をどうするか

こうした点が関わります。

そのため、全面リフォームでは、家全体を見てくれる会社かを確認することが大切です。

確認①家全体の状態を見てくれるか

まず確認したいのは、家全体の状態を見てくれるかです。

全面リフォームでは、見えている部分だけでなく、見えない部分も関係します。

  • 床下の傷み
  • 壁の中の状態
  • 天井裏
  • 雨漏り跡
  • 配管や電気の古さ
  • 断熱の状態
  • 家のゆがみ

見た目をきれいにするだけでなく、家の状態を確認したうえで提案してくれる会社かを見ましょう。

【質問するときのポイント】
「家全体の状態を見てもらえますか?」
「傷みがありそうな場所はありますか?」
「工事前に確認しておくべき部分はありますか?」

確認②間取り・水まわり・配管まで整理できるか

全面リフォームでは、間取りや水まわりの変更を考えることがあります。

ただし、水まわりを動かす場合は、配管や排水の位置も関係します。

  • キッチンを移動する
  • 浴室を広げる
  • トイレの位置を変える
  • 洗面所の動線を変える

こうした工事では、見た目のプランだけでなく、配管や電気の確認が必要です。

【質問するときのポイント】
「水まわりの移動はできますか?」
「配管や電気の制限はありますか?」
「間取り変更で注意する点はありますか?」
「できない工事がある場合、理由を説明してもらえますか?」

全面リフォームでは、希望を聞くだけでなく、できること・できないことを分かりやすく説明してくれる会社が安心です。

確認③古い家や傷みへの対応経験があるか

全面リフォームは、築年数の古い戸建てや実家で行うことも多い工事です。

古い家では、工事を始めてから傷みが見つかることがあります。

  • 床下の腐食
  • 壁の中の傷み
  • 雨漏り跡
  • 配管の劣化
  • 電気配線の古さ
  • 増改築の跡

古い家のリフォームに慣れている会社は、こうした可能性を考えながら工事を進めます。

全面リフォームを任せるときは、古い家や傷みのある家への対応経験があるかも確認しましょう。

確認④見積りの工事範囲が分かりやすいか

全面リフォームでは、見積りの工事範囲がとても大切です。

工事範囲が広いため、どこまで含まれているのかが分かりにくくなることがあります。

  • 解体工事
  • 下地補修
  • 水まわり工事
  • 電気工事
  • 内装工事
  • 断熱工事
  • 処分費
  • 養生費
  • 仮設工事

こうした内容が、見積りに含まれているか確認しましょう。「一式」が多い場合は、中身を説明してもらうことが大切です。

→誠実な見積りをもらう5つの伝え方【2分】

確認⑤追加費用が出る可能性を説明してくれるか

全面リフォームでは、追加費用が出る可能性があります。

特に、古い家や工事範囲が広い場合は、解体してから分かることがあります。

  • 壁を開けたら下地が傷んでいた
  • 床をはがしたら腐食があった
  • 配管の交換が必要になった

このような場合、予定していなかった費用が必要になることがあります。大切なのは、追加費用が出ること自体ではありません。どんな場合に追加費用が出るのかを、契約前に説明してくれるかです。

【質問するときのポイント】
「追加費用が出る可能性はありますか?」
「出るとしたら、どんな場合ですか?」
「金額が変わる前に説明してもらえますか?」
「こちらの同意なく工事を進めませんか?」

確認⑥現場管理の体制があるか

全面リフォームでは、多くの職人さんが関わります。大工、電気、水道、内装、設備、場合によっては断熱や耐震の職人さんも入ります。

そのため、誰が現場を管理するのかが大切です。

職人さん任せではなく、会社として工事全体を見ているかを確認しましょう。

【質問するときのポイント】

  • 「現場を管理するのは誰ですか?」
  • 「工事中の連絡は誰から来ますか?」
  • 「職人さんへの指示は誰が出しますか?」
  • 「変更や追加費用は誰が説明しますか?」

確認⑦工事後の保証や相談先があるか

全面リフォームは、工事後の対応も大切です。

工事範囲が広いため、工事後に気になる点が出ることがあります。そのときに、どこへ相談すればよいか。保証の対象はどこまでか。担当者が変わっても対応してもらえるか。ここを契約前に確認しておきましょう。

【質問するときのポイント】
「工事後に困ったときはどこに連絡しますか?」
「保証の対象はどこまでですか?」
「保証の対象外になるのはどんな場合ですか?」
「担当者が変わっても対応してもらえますか?」

保証は、年数だけでなく、内容まで確認することが大切です。

安さだけで判断しないことも大切

全面リフォームでは、安さだけで判断しないことも大切です。

もちろん、費用を抑えることは大事です。ただし、全面リフォームは工事範囲が広い分、見積りの中身も複雑になります。

安く見える見積りでも、必要な補修や工事が含まれていない場合があります。反対に、少し高く見えても、下地補修、配管工事、保証、工事後対応までしっかりと含まれていることがあります。

大切なのは、金額だけでなく、何にお金がかかっているかを見ることです。

私たちが全面リフォームで確認していること

優良工事店ネットワークでは、全面リフォームのご相談において、金額だけで判断していません。

見ているのは、家全体を整理して進められる会社かです。

  • 家全体の状態を見ているか
  • 間取りや水まわり、配管まで整理できるか
  • 古い家や傷みへの対応経験があるか
  • 見積りの工事範囲が分かりやすいか
  • 追加費用の可能性を説明できるか
  • 現場管理の体制があるか
  • 保証や工事後対応があるか

全面リフォームで大切なのは、ひとつひとつの工事だけではありません。家全体を見て、必要な工事を整理できる会社かを見ることが大切です。

リフォーム会社選びで迷ったら

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会社選びで大切なことを順番に知りたい方は、こちらをご覧ください。

まとめ|全面リフォームは全体を見られる会社を選ぶ

全面リフォームは、部分リフォームとは違います。

家全体を見て、必要な工事を整理できる会社かが大切です。確認したいのは、次の7つです。

  1. 家全体の状態を見てくれるか
  2. 間取り・水まわり・配管まで整理できるか
  3. 古い家や傷みへの対応経験があるか
  4. 見積りの工事範囲が分かりやすいか
  5. 追加費用が出る可能性を説明してくれるか
  6. 現場管理の体制があるか
  7. 工事後の保証や相談先があるか

全面リフォームでは、金額だけで判断せず、家全体を見てくれる会社かを確認しましょう。

会社選びで迷う方へ

全面リフォームは工事範囲が広く、自分だけでは判断しにくいことがあります。

「この会社に任せてよいのかな」
「見積りの内容は大丈夫かな」
「家全体を見てくれているのかな」

そう感じたときは、第三者の立場でご相談をお受けしています。
電話でも、WEBでも、お名前なしでもご相談いただけます。

営業の電話はありません。
ご本人の同意なく、工事店へ情報を伝えることもありません。

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