国の補助金もあり、注目をあびている『内窓』。内窓とは、今ある窓サッシの手前(室内側)にもう1枚、窓を取り付けたもので、別名インナーサッシや二重窓とも呼ばれています。内窓は、住宅の快適性を高める大人気の窓リフォームです。
内窓はこんな方におすすめです!
- 冬に窓が結露でびしょびしょになる。
- マンションで子供部屋が結露しやすく、困っている。
- 室内を暖房してもなかなか温まらず、隙間風を感じる。
- 和室がとても寒い。
- 高齢の人がいるので風呂場やトイレなどでのヒートショックが心配。
- 窓からの紫外線を防ぎたい。
- 西日が強い。
- 夏の日射しが強く室内が暑くなりすぎる。
- 夏に冷房が効きにくい。
- 近隣の騒音がうるさい。
- 部屋で楽器を弾くため、音漏れしないようにしたい。
- 赤ちゃんがいるので、泣き声が近所に響かないようにしたい。
- 電車の音が夜もうるさいので眠れない。
- 犬を室内で飼っていて、鳴き声を近所から注意されたので改善したい。
内窓設置の4つのメリット
内窓を取り付けると、このような症状の改善効果が期待できます。
①断熱効果の向上
- 内窓を設置することで、窓からの熱の出入りを抑え、冷暖房効率をアップさせます。
- 光熱費の削減で経済効果があり、環境にも優しい。
②結露防止
- 結露の発生を抑えることができるため、カビやダニの発生を防ぎます。
③防音効果の向上
- 外からの騒音を軽減し、静かな室内空間を実現します。特に、道路沿いなどに住んでいる方におすすめです。
④防犯性能の向上
- 窓サッシが2重になるので、割って入るタイプの侵入が困難になるので、防犯性が高まります。
その他にも、内窓に取り付けるガラスの種類によって、紫外線対策やのぞき見防止といった効果も期待できます。しかし、メリットだけでなくデメリットもあるので注意が必要です。
内窓設置の3つのデメリット
①窓の開け閉めの手間が増える
- 内窓を設置すると、窓が2つあるため、窓の開け閉めの手間が2倍になります。
②掃除の手間が増える
- 内窓の掃除は、外窓と内窓の2ヶ所を行う必要があるため、手間がかかります。
②採光が低下する
- 内窓を設置することで、室内に入る光が若干減少する可能性があります。
内窓は、正しく設置しなければ効果は期待できません。取り付け工事は、専門知識と技術が必要なため、内窓リフォームの専門業者に依頼することをおすすめします。安く内窓を付けるには、国の補助金を使いましょう。毎年4月から補助金の受付が始まります。内窓設置の他、カバー工法と呼ばれる窓サッシ交換リフォームでも補助金がもらえる商品もあります。