昨年、実施された「住宅省エネ2024キャンペーン」は、2050年カーボンニュートラルの実現に向け、家庭部門の省エネを強力に推進するため、住宅の断熱性の向上や高効率給湯器の導入等の住宅省エネ化を支援する国の補助金制度です。
2025年度はどうなるのか?リフォーム会社も消費者も早く情報が知りたいところです。
令和6年度補正予算案に「断熱窓への改修促進等による住宅の省エネ・省CO2加速化支援事業(先進的窓リノベ2025事業)」が盛り込まれました。つまり、補助金を利用したリフォームができるということです。現在、公表されている情報は、こちらです。
先進的窓リノベ2024事業【公式】
https://window-renovation2024.env.go.jp/news/2024112901.html
環境省:断熱窓への改修促進等による住宅の省エネ・省CO2加速化支援事業(先進的窓リノベ2025事業)について
https://www.env.go.jp/earth/earth/ondanka/building_insulation/window_00003.html
詳細は、これから決まっていくと思いますので、今後の情報から目が離せません。特に、補助金の対象でもある「内窓」は、様々なメリットがあるのでおすすめです。メリットは、以前のブログ記事をご覧ください。
DIYで結露防止・断熱できる便利なアイテム
しかし、内窓設置は決して安いものではありません。小さな窓でも5万円ぐらい。大きな窓になると数十万円はかかります。実は、内窓設置工事以外でも「断熱したり・結露を防いだり」する方法があります。それは、ホームセンターなどに売っている様々なアイデア商品です。窓枠に穴を開けたりといったリフォーム工事は必要なく、自分で簡単にできます。まずは、そちらを使ってみるのも良いかもしれませんね。
窓ガラス断熱シート
窓ガラスの内側に貼る断熱シートは、貼るだけで暖房効果アップ+結露防止が期待できる商品です。
断熱カーテンライナー
断熱カーテンライナーは、カーテンレールに取り付けるだけで、窓やカーテンの隙間から伝わる冷気・暖気を防ぎ、部屋の冷房・暖房効率が高まる商品です。
これらの商品は、補助金対象の商品にはなっていないため、国から補助金を受け取ることはできません。格安で結露防止、断熱効果を高めるにはちょうどよい商品です。近くのホームセンターやAmazonや楽天市場といった通販サイトで買うことができます。