建設業許可番号とは?記号と番号が表す4つの情報と見方について解説します | 優良工事店ネットワーク(ゆうネット)|リフォーム会社・外壁塗装業者選びの専門家

建設業許可番号とは?記号と番号が表す4つの情報と見方について解説します

新築の家やビルが建つ現場の入口に、工事会社の名前番号が書いてある白い看板を見たことはありませんか? 白い看板は、「建築業の許可票」と呼ばれ、どこの会社が責任を持って工事しているか?表すものです。

家やビルを建てるには、国や都道府県の許可が必要です。この許可番号を一般的に「建設業許可」と呼んでいます。建設業許可番号は、以下の4つの情報で成り立っています。

1、建設業許可の取得先

建設業の許可は、国土交通大臣、または都道府県知事から取得します。2つ以上の都道府県に営業所を置く会社は、「大臣許可」が必要です。1つの都道府県だけにある場合は、「知事許可」になります。

2、建設業の特定と一般の違いは?

次に、建設業許可には、特定建設業許可と、一般建設業許可の区別があります。

特定建設業は、請負金額が4500万円を超える大規模なビルの建築や改修などを行う会社が取得しています。

戸建て住宅のリフォームを専門に行う会社は、一般建設業許可を取得しています。

3、許可年数(取得年数)について

「一般・特定」の右隣に、数字が書かれています。これは、建設業許可を取得、または更新した年を表しています。令和6年であれば「6」と表記します。建設業許可は、5年ごとに更新が必要です。

4、会社ごとの個別番号は6桁の数字で表す

一番右端に、第○○○○○○号と書かれているのは、会社ごとに振り分けられた個別番号です。

これら4つのポイントで、以下の4つがわかります。

  • 大臣許可or知事許可
  • 特定建設業or一般建設業
  • 許可(更新)年度
  • 会社ごとの番号

リフォーム会社や工務店、外壁塗装店のホームページに、建設業許可番号が書いてあれば、4つの情報を元に、どんな会社なのか?知ることができます。

リフォームの依頼先が建設業許可を持っているか?ネットで検索する便利なサイトがあります。

国土交通省「建設業者・宅建業者等企業情報検索システム」
https://etsuran2.mlit.go.jp/TAKKEN/kensetuKensaku.do

この記事を書いた人

松尾

肥前狛犬と和菓子好きな建築士。リフォームでは水まわりと給湯器が得意分野。今年から車中泊を始めたくて情報集めてます。

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