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地震で門柱やフェンスが倒れる?外構の倒壊を防ぐ定期点検とメンテナンス方法

【この記事は約3分で読めます】
執筆:二級建築士 安藤勉
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「地震で門柱が倒れないか心配」
「フェンスが少しぐらついている」
「外構はどのくらいの頻度で点検すればいい?」

このように感じていませんか。

地震による被害というと、住宅の屋根や外壁に目が向きがちです。

しかし、門柱やフェンスなどの外構も、地震によって倒れたり傾いたりすることがあります。

特に、設置してから長い年月が経っている場合は注意が必要です。

今回は、地震で門柱やフェンスが倒れる原因と、普段から確認しておきたいポイント、メンテナンス方法について解説します。

地震で門柱やフェンスが倒れる原因

門柱やフェンスが地震で倒れる原因は、揺れだけとは限りません。

もともとの劣化や施工状態の問題が、地震をきっかけに表面化することもあります。

主な原因は、

・基礎の劣化
・支柱の腐食
・固定金具の錆び
・ボルトの緩み
・門柱や塀のひび割れ
・地盤の沈下
・フェンスの経年劣化

などです。

普段からぐらつきがある場合は、地震によってさらに状態が悪化する可能性があります。

門柱で確認したいポイント

門柱には、ポストやインターホン、表札などが取り付けられていることがあります。

まず確認したいのが、門柱そのものの状態です。

ひび割れがないか

門柱にひび割れがないか確認しましょう。

特に、ひび割れが大きくなっている場合や、同じ場所で広がっている場合は注意が必要です。

モルタルやタイルなどの仕上げだけに発生しているひび割れなのか、門柱本体に影響しているのかによって対応は変わります。

傾いていないか

門柱を正面から見て、以前より傾いていないか確認します。

門柱と周囲の地面との間に隙間ができている場合は、地盤の沈下などが原因となっている可能性もあります。

ポストや機器が外れていないか

インターホンやポストなどの固定部分が緩んでいないかも確認しましょう。

部品の緩みを放置すると、落下や破損につながることがあります。

フェンスで確認したいポイント

フェンスでは、特に支柱と基礎を確認することが重要です。

支柱がぐらついていないか

フェンスを手で強く揺らす必要はありません。

目視で支柱が傾いていないか、周囲の地面に隙間がないかを確認しましょう。

明らかにぐらついている場合は、自分で無理に動かさず専門家に相談してください。

支柱が錆びていないか

金属製のフェンスでは、支柱の錆にも注意が必要です。

表面の軽い錆だけならすぐに問題になるとは限りません。

しかし、錆が広がっている、金属が薄くなっている、穴が開いている場合は交換を検討する必要があります。

固定金具を確認する

フェンスと支柱を固定している金具やボルトに、錆や緩みがないか確認しましょう。

固定部分が劣化すると、フェンスが外れたり傾いたりする原因になります。

基礎部分も重要

フェンスは、支柱だけでなく、それを支える基礎も重要です。

地面に埋め込まれた基礎に、

・ひび割れ
・沈下
・傾き
・周囲の地面との隙間

などがないか確認しましょう。

基礎が地盤と一緒に沈んでいる場合は、フェンスだけを交換しても問題が解決しないことがあります。

台風や強風も外構を劣化させる

外構に負担をかけるのは地震だけではありません。

フェンスは風を受けるため、台風や強風によって支柱や固定部分に負担がかかります。

特に目隠しタイプのフェンスは、風を受ける面積が大きくなります。

強風の後に、

・フェンスが傾いた
・支柱がぐらつく
・固定金具が外れた
・パネルが変形した

などの異常がないか確認しましょう。

外構はどのくらいの頻度で点検する?

外構について、すべての住宅に共通する点検周期が決まっているわけではありません。

そのため、定期的に目視で確認することをおすすめします。

例えば、

年1回程度の目視確認

を習慣にしておくとよいでしょう。

さらに、

・大きな地震の後
・台風や強風の後
・車をぶつけた後
・地盤が沈下した後

などにも確認すると安心です。

自分で確認できるチェック項目

専門家に依頼する前に、次のポイントを確認してみましょう。

□ 門柱が傾いていないか
□ 門柱に大きなひび割れがないか
□ フェンスが傾いていないか
□ 支柱に錆や腐食がないか
□ 固定金具が錆びていないか
□ ボルトが外れていないか
□ 基礎にひび割れがないか
□ 基礎と地面の間に隙間がないか
□ 地面が沈んでいないか
□ 台風や地震の後に状態が変わっていないか

一つでも気になる項目があれば、写真を撮っておくと後から状態を比較できます。

こんな場合は専門家に相談

次のような状態なら、自分で様子を見るだけにせず、専門家に確認してもらいましょう。

・門柱が明らかに傾いている
・フェンスが大きく傾いている
・支柱がぐらついている
・基礎に大きなひび割れがある
・金属部分が腐食している
・地面が沈んでいる
・地震後に急に状態が悪化した

特に、道路や隣家に面した外構は、倒壊すると第三者に被害を与える可能性があります。

危険を感じる場合は、無理に触らず、専門家に相談しましょう。

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ここまでの内容は、会社選びで確認したいことの一部です。

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補修か交換かは状態によって判断

外構に不具合が見つかったからといって、必ず全交換が必要とは限りません。

例えば、

・ボルトの交換
・固定金具の交換
・一部の補修
・支柱の交換

などで改善できる場合があります。

一方で、支柱や基礎そのものが劣化している場合は、フェンス全体を交換したほうがよいケースもあります。

大切なのは、現在の状態を確認したうえで、必要な工事だけを行うことです。

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地震に備えて外構も確認しよう

住宅の耐震対策を考えるとき、建物だけを確認して終わりにするのではなく、門柱やフェンスなどの外構も確認しておきましょう。

特に古い住宅では、外構も長期間メンテナンスされていないことがあります。

「地震が来てから直す」のではなく、普段から状態を確認しておくことで、倒壊や部品の落下などのリスクを減らせます。

まとめ

門柱やフェンスは、地震の揺れによって倒れたり傾いたりすることがあります。

ただし、原因は地震だけではありません。

基礎の劣化、支柱の腐食、固定金具の錆や緩み、地盤の沈下などが、倒壊につながることがあります。

まずは、

・門柱のひび割れや傾き
・フェンスの傾き
・支柱の錆や腐食
・固定金具の状態
・基礎のひび割れ
・地面の沈下

などを確認してみましょう。

目視点検は年1回程度を目安に行い、地震や台風の後にも確認すると安心です。

ぐらつきや大きなひび割れ、腐食などがある場合は、無理に自分で修理せず専門家に相談しましょう。

補修で済むのか、部分交換が必要なのか、外構全体を交換したほうがよいのかを確認し、必要な工事だけを行うことが大切です。

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