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キッチンのグレードは何が違う?水栓・天板・収納・レイアウトの差を解説

【この記事は約3分で読めます】
執筆:二級建築士 安藤勉
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キッチンを選んでいると、

「同じメーカーなのに価格が違うのはなぜ?」
「高級グレードにすると何が変わる?」

と疑問に思うことがあります。

キッチンのグレードによる違いは、便利な機能の多さだけではありません。

選べる水栓や天板、扉カラーや素材、キャビネットの仕様、間口やレイアウトの自由度などにも差があります。

つまり、高級グレードほど、住まいや好みに合わせて選べる範囲が広くなる傾向があります。

この記事では、キッチンのグレードによって何が違うのか、価格差が出るポイントを解説します。

キッチンのグレードで差が出る4つのポイント

キッチンを比較するときは、次の4つを確認すると違いが分かりやすくなります。

・水栓や天板の選択肢
・扉カラーや素材
・キャビネットやレールの仕様
・間口やレイアウトの自由度

具体的な仕様はメーカーや商品によって異なりますが、上位グレードほど選択肢が増える傾向があります。

① 選べる水栓や天板が違う

標準グレードでは、水栓や天板の選択肢が限られている場合があります。

一方、高級グレードでは、

・タッチレス水栓
・浄水器一体型水栓
・デザイン性の高い水栓
・素材や色を選べる天板

など、選択肢が広がる傾向があります。

特に天板は、キッチンの印象を大きく左右します。

リビングからキッチンが見える間取りなら、天板の色や素材にこだわることで、インテリアに合わせやすくなります。

「水栓や天板を自分好みに選びたい」という人は、グレードごとの選択肢を確認してみましょう。

② 扉カラーや素材の選択肢が違う

キッチンの中でも面積が大きく、見た目を左右するのが扉です。

標準グレードでは、選べるカラーや柄が限られていることがあります。

高級グレードでは、

・木目調
・マットな質感
・光沢のある仕上げ
・高級感のある素材
・豊富なカラーや柄

など、選択肢が増える傾向があります。

特にLDKに設置するキッチンは、家具や床、壁紙との相性も重要です。

「キッチンの色や素材までこだわりたい」という場合は、高級グレードのほうが希望に合う商品を見つけやすいでしょう。

③ キャビネットやレールの仕様が違う

価格差は、外から見える部分だけで決まるわけではありません。

収納部分であるキャビネットや、引き出しを支えるレールなどの仕様にも違いが出ることがあります。

例えば、

・キャビネットに使われる素材
・引き出しの構造
・レールの仕様
・引き出しの動き
・閉めたときの静かさ

などです。

キッチンの収納は、毎日のように開け閉めします。

そのため、こうした部分の違いは、長く使うほど使い勝手に影響します。

ただし、具体的な素材や構造は商品によって異なります。

「高級グレードだから必ずこの素材」というわけではないため、メーカーの仕様表などで確認しましょう。

④ 間口やレイアウトの自由度が違う

高級グレードでは、キッチンのサイズやレイアウトを細かく選べる商品もあります。

例えば、間口のサイズや高さ、2列型、アイランド型、ペニンシュラ型といったキッチンのレイアウトを選ぶことが可能です。

「今の間取りにぴったり合うサイズにしたい」
「コンロとシンクを別々にして2列型のレイアウトにしたい」
「アイランドキッチンにしたい」

など、レイアウトにこだわりがある場合は、グレードごとの対応範囲を確認しましょう。

高級グレードは「機能」より「選択肢」に注目

高級グレードというと、「便利な機能がたくさん付いている」というイメージがあるかもしれません。

もちろん機能面の違いもあります。

しかし、大きな違いの一つが、自分の好みや住まいに合わせて選べる範囲が広いことです。

例えば、

「この天板を使いたい」
「この色の扉にしたい」
「この水栓を選びたい」
「今の間取りに合わせてサイズを調整したい」

といった希望をかなえやすくなります。

高級グレードを選ぶとよい人

次のような人は、高級グレードを検討する価値があります。

・キッチンのデザインにこだわりたい
・天板や扉の素材を選びたい
・水栓にもこだわりたい
・収納の使いやすさを重視したい
・間口やレイアウトを細かく調整したい
・LDK全体のインテリアに合わせたい

一方で、標準的なサイズや仕様で十分なら、無理に高級グレードを選ぶ必要はありません。

標準グレードでも十分な人

例えば、

・キッチンはシンプルでよい
・扉カラーにこだわりがない
・標準的な間口で問題ない
・必要な設備があれば十分
・他のリフォームにも予算を使いたい

という人なら、標準グレードでも満足できる可能性があります。

大切なのは、グレードの高さではなく、自分が必要とする仕様が選べるかどうかです。

見積もりは「グレード」だけで比較しない

リフォーム会社から見積もりを取る場合は、キッチンのグレードだけで価格を比較しないようにしましょう。

同じ「キッチン交換」でも、

・天板
・水栓
・扉
・キャビネット
・レール
・食洗機などのオプション
・間口
・施工費

などの内容が違うことがあります。

「A社のほうが安い」と思っても、実は選ばれている仕様が違うだけというケースもあります。

複数の見積もりを比較するときは、商品名だけでなく、具体的な仕様までそろえて比較することが大切です。

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ショールームで実物を確認する

キッチンは、できればショールームで実物を確認しましょう。

特に、

・扉の質感
・天板の見た目
・水栓の操作性
・引き出しの動き
・レールの滑らかさ
・収納の使いやすさ

などは、実際に触ることで違いが分かります。

標準グレードと高級グレードを実際に見比べると、「この部分ならお金をかけたい」というポイントも見つけやすくなります。

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まとめ

キッチンのグレードによる違いは、単に機能の多さだけではありません。

特に価格差が出やすいのが、

・選べる水栓や天板
・扉カラーや素材
・キャビネットやレールの仕様
・間口やレイアウトの自由度

です。

高級グレードほど、素材やカラー、設備、サイズなどの選択肢が増える傾向があります。

そのため、

「高いキッチン=誰にとっても良いキッチン」ではありません。

「デザインにこだわりたい」
「収納を使いやすくしたい」
「間取りに合わせてサイズを選びたい」

など、自分が重視するポイントを決めてからグレードを選ぶことが大切です。

また、見積もりを比較するときは、グレード名や価格だけでなく、具体的な仕様まで確認しましょう。

必要な部分には予算をかけ、こだわらない部分は標準仕様にすることで、納得できるキッチンリフォームに近づけられます。

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