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執筆:二級建築士 安藤勉
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「外壁カバー工法は何日くらいで終わりますか?」
「外壁塗装より工期は長いのでしょうか?」
このようなご相談をいただくことがあります。
外壁カバー工法は、今ある外壁を撤去せず、その上から新しい外壁材を張るリフォーム工法です。
外壁を全面的に新しくできる一方で、塗装より工程が多いため、工期はやや長くなる傾向があります。
今回は、外壁カバー工法にかかる日数や工事の流れ、工期が長くなるケースについて説明します。
外壁カバー工法の工期は2〜3週間程度が目安
一般的な戸建住宅では、外壁カバー工法の工期は2〜3週間程度が目安です。
建物の大きさや形状、使用する外壁材によって多少前後します。
また、雨の日は外壁工事を中断することもあるため、天候によって工期が延びることもあります。
外壁カバー工法の工事の流れ
足場を設置する
最初に足場を組み、安全に作業できる環境を整えます。
飛散防止シートも設置し、近隣への配慮を行います。
下地を確認・補修する
既存の外壁の状態を確認し、必要に応じて補修を行います。
大きな傷みがある場合は、補修工事を行ってから次の工程へ進みます。
防水シートを施工する
既存外壁の上から防水シート(透湿防水シート)を施工します。
雨水の侵入を防ぎ、建物を長期間保護する重要な工程です。
新しい外壁材を施工する
胴縁(どうぶち)と呼ばれる下地材を施工した後に、金属サイディングなどの外壁材を一枚ずつ施工していきます。
外壁全体を新しく覆うため、見た目も大きく変わります。
仕上げ・点検・足場解体
仕上がりを確認し、不具合がないか点検した後、足場を解体して工事完了です。
工期が長くなるケース
建物が大きい
2階建てより3階建てのように、家が大きくなると施工面積が広くなるため、工期も長くなります。
雨や強風の日が多い
外壁工事は天候の影響を受けやすい工事です。
安全面や施工品質を優先するため、悪天候では作業を中止することがあります。
下地補修が必要になった
工事中に下地の傷みや雨漏り跡が見つかった場合は、補修工事が追加されることがあります。
その分、工期も延びる可能性があります。
付帯部の工事も同時に行う
雨樋や破風板、軒天などの補修・交換を同時に行う場合は、工期が長くなることがあります。
工期そのものより事前確認が大切
工期が予定より延びるケースでも、事前に理由を説明されていれば、大きなトラブルになりにくいものです。例えば、
- 雨天時は工事を中断すること
- 下地補修が必要になる可能性
- 工期が延びる場合の連絡方法
などを契約前に確認しておくことが大切です。
後悔しないために確認したい質問
- 「工期は何日くらいを予定していますか?」
- 「雨の日は工事をどうしますか?」
- 「下地補修が必要な場合は追加費用になりますか?」
- 「どこまでが見積りに含まれていますか?」
- 「工事中も普段どおり生活できますか?」
こうした質問に分かりやすく答えてくれる会社なら、安心して依頼しやすいでしょう。
見積りで確認したいポイントは、こちらで詳しく解説しています。
本当の原因は会社選び
外壁カバー工法で後悔する方の多くは、工期よりも説明不足に不満を感じています。
私たちがお受けする相談でも、
- 工期が延びることを聞いていなかった
- 下地補修の追加費用が発生した
- 工事内容が思っていたものと違った
というケースがあります。信頼できる会社は、
- 工程ごとの作業内容
- 工期の目安
- 天候による影響
- 追加工事の可能性
まで丁寧に説明してくれます。価格だけでなく、説明の分かりやすさや施工実績も会社選びでは重要なポイントです。
リフォームの依頼先で失敗を防ぐためには、会社選びも大切です。
リフォーム会社を選ぶときは、建設業許可・自社施工・見積り・保証の【4つの基準】の4つが特に重要だと考えています。
会社選びについて順番に知りたい方は、こちらをご覧ください。
まとめ|外壁カバー工法は余裕を持ったスケジュールで
外壁カバー工法の工期は、一般的に10〜20日程度が目安です。
建物の大きさや天候、下地の状態によって前後するため、余裕を持ったスケジュールで計画することが大切です。
また、工期だけでなく、
- 工事範囲
- 追加工事の可能性
- 保証内容
まで事前に確認しておくことで、安心して工事を進められます。
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