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執筆:二級建築士 安藤勉
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「和室をきれいにしたいけれど、工事は何日くらいかかりますか?」
「畳だけ交換する場合と、和室全体をリフォームする場合では工期は違いますか?」
このようなご相談をいただくことがあります。
和室リフォームと一言でいっても、畳の表替えから、壁や天井の張り替え、押入れの改修、洋室への変更まで、工事内容はさまざまです。
そのため、工期も工事内容によって大きく変わります。
今回は、和室リフォームにかかる日数の目安や、工事が長くなるケースについて説明します。
和室リフォームの工期は工事内容によって変わる
工期の目安は、次のとおりです。
- 畳の新調:約1~2日
- 襖・障子の張り替え:約1~2日
- 壁や天井のクロス・塗り壁のリフォーム:約2~4日
- 和室全体のリフォーム:約3~7日
- 和室から洋室へのリフォーム:約4~7日程度
複数の工事をまとめて行う場合は、その分工期も長くなります。
工事内容別の工期の目安
畳の交換や表替え
畳の表替えや新調は、比較的短期間で完了します。
畳を工場へ持ち帰って作業するため、朝引き取り、夕方に納品されるケースもあります。
襖や障子の張り替え
襖や障子の張り替えも数日程度で終わることが多く、大掛かりな工事にはなりません。
和室の雰囲気を手軽に変えたい方にも人気です。
壁や天井のリフォーム
壁紙の張り替えや塗り壁の補修、天井材の交換を行う場合は、2〜4日程度が目安です。
下地補修が必要になると、工期が延びることがあります。
和室から洋室へのリフォーム
畳をフローリングへ変更したり、押入れをクローゼットへ変更したりする場合は、4〜7日程度かかることがあります。
断熱材の追加や床下地の補強などが必要になると、さらに工期が延びる場合もあります。
工期が長くなることがあるケース
下地の傷みが見つかった
床や壁を解体すると、木材の腐食やシロアリ被害が見つかることがあります。
安全に仕上げるためには補修工事が必要になります。
間取りを変更する
壁を撤去したり、新たに壁を造作したりする場合は、大工工事が増えるため工期も長くなります。
電気工事が必要になる
照明の位置変更やコンセントの増設などを行う場合は、電気工事の日程も必要になります。
工期そのものより事前確認が大切
「予定より工事が長引いた」
というケースでは、工期そのものよりも、事前説明が十分でなかったことが原因になることがあります。例えば、
- 下地補修の可能性
- シロアリ被害の可能性
- 追加工事が必要になる条件
などを契約前に説明してもらえると、安心して工事を進められます。
後悔しないために確認したい質問
- 「今回の工事は何日くらいかかりますか?」
- 「家具は移動してもらえますか?」
- 「工事中も他の部屋は使えますか?」
- 「追加工事が必要になる可能性はありますか?」
- 「工期が延びる場合は、どのようなケースですか?」
こうした質問に分かりやすく答えてくれる会社なら、安心して依頼しやすいでしょう。
見積りで確認したいポイントは、こちらで詳しく解説しています。
本当の原因は会社選び
和室リフォームで後悔する方は、工期そのものではなく、
- 工事内容の説明不足
- 工期変更の連絡がなかった
- 追加工事について聞いていなかった
というケースが少なくありません。信頼できる会社は、
- 工事の流れ
- 工期の目安
- 追加工事の可能性
- 完成までのスケジュール
を事前に分かりやすく説明してくれます。価格だけでなく、説明の丁寧さや対応力も会社選びでは重要です。
リフォームの依頼先で失敗を防ぐためには、会社選びも大切です。
リフォーム会社を選ぶときは、建設業許可・自社施工・見積り・保証の【4つの基準】の4つが特に重要だと考えています。
会社選びについて順番に知りたい方は、こちらをご覧ください。
まとめ|工期は工事内容によって大きく変わる
和室リフォームの工期は、畳の交換なら1日程度、和室全体のリフォームでは3〜7日程度が一般的な目安です。
また、和室から洋室への変更や下地補修が必要な場合は、さらに日数がかかることもあります。
後悔しないためには、工期だけを見るのではなく、
- どこまで工事するのか
- 追加工事の可能性
- 工事中の生活への影響
まで確認しておくことが大切です。
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