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執筆:二級建築士 安藤勉
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「補助金があるうちに工事した方がいいですか?」
「予算がなくなると補助金はもらえないの?」
このような質問をいただくことがあります。国や自治体が実施するリフォーム補助金には、多くの場合、年度ごとの予算が設定されています。
そのため、条件を満たしていても、予算が上限に達すると受付が終了することがあります。
今回は、補助金の予算がなくなった場合にどうなるのか、申請前に知っておきたいポイントを説明します。
補助金は予算が上限に達すると受付終了になることがある
リフォーム補助金の多くは、あらかじめ予算額が決められています。
そのため、申請が予算の上限に達すると、受付期間中であっても募集が終了する場合があります。
「〇月末まで受付」と書かれていても、必ずその日まで申請できるとは限りません。
人気の高い制度では、予定より早く締め切られることもあります。
条件を満たしていても補助金が受けられないことがある
補助金は、
- 対象となる工事であること
- 必要な書類がそろっていること
- 申請期間内であること
だけでなく、予算が残っていることも重要な条件です。
そのため、工事内容や申請条件を満たしていても、予算終了後は補助金を受けられないケースがあります。
「条件を満たせば必ず補助金が出る」と思い込まないようにしましょう。
国と自治体では申請方法が異なることがある
補助金の申請方法は制度によって異なります。
国のリフォーム補助金では、登録事業者が申請を行う制度が多くあります。
一方、自治体の補助金では、施主自身が申請する仕組みになっているケースも少なくありません。そのため、
- 誰が申請するのか
- いつ申請するのか
- 工事前の申請が必要か
を事前に確認することが大切です。
「補助金があるから契約」は注意が必要
補助金は工事費の一部を支援する制度です。
そのため、「補助金があるから」という理由だけで会社や工事内容を決めるのはおすすめできません。例えば、
- 必要以上に高額な設備を勧められる
- 補助金対象外の工事が多い
- 見積り内容が分かりにくい
といったケースでは、補助金を受けても結果的に満足できないことがあります。
工事内容や会社選びを十分に検討したうえで、補助金を活用することが大切です。
補助金を利用したいなら早めの相談がおすすめ
リフォームは、見積り作成や現地調査、必要書類の準備にも時間がかかります。
補助金の利用を考えている場合は、制度の終了間際ではなく、余裕を持って相談することをおすすめします。
後悔しないために確認したい質問
契約前には次のような点を確認しましょう。
- 「補助金の予算はまだ残っていますか?」
- 「申請は誰が行いますか?」
- 「工事前に申請が必要ですか?」
- 「補助金が受けられなかった場合はどうなりますか?」
- 「見積り金額は補助金がなくても納得できる内容ですか?」
見積りで確認したいポイントは、こちらで詳しく解説しています。
本当の原因は会社選び
補助金のトラブルは、制度そのものではなく、
- 制度の説明不足
- 申請時期の確認不足
- 必要書類の準備不足
が原因になることもあります。信頼できる会社は、補助金の対象条件だけでなく、
- 申請スケジュール
- 必要書類
- 予算終了の可能性
- 補助金が受けられなかった場合の費用
についても丁寧に説明してくれます。
補助金だけで判断するのではなく、説明の分かりやすさや対応の誠実さも会社選びでは重要です。
リフォームの依頼先で失敗を防ぐためには、会社選びも大切です。
リフォーム会社を選ぶときは、建設業許可・自社施工・見積り・保証の【4つの基準】の4つが特に重要だと考えています。
会社選びについて順番に知りたい方は、こちらをご覧ください。
まとめ|補助金は「早めの確認」と「会社選び」が大切
リフォーム補助金は、多くの場合、予算が上限に達すると受付が終了します。
そのため、条件を満たしていても、申請のタイミングによっては補助金を受けられないことがあります。
補助金を利用する場合は、
- 制度の内容
- 申請方法
- 申請期限
- 予算状況
を早めに確認し、余裕を持って準備を進めることが大切です。
また、補助金だけを理由に工事を決めるのではなく、工事内容や見積り、会社の説明にも目を向けることで、後悔の少ないリフォームにつながります。
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