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執筆:二級建築士 安藤勉
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リフォームの現地調査を依頼すると、
「何か準備しておくことはありますか?」
というご質問をいただくことがあります。
初めてリフォームをする方の中には、
「部屋を片付けた方がいいの?」
「図面を用意しないといけないの?」
と気になる方もいらっしゃいます。
私たちは20年以上にわたり、全国のリフォーム会社の調査や、お客様からのご相談をお受けしてきました。
実は、現地調査で一番大切なのは、特別な準備をすることではありません。
今回は、現地調査までに準備しておくと役立つポイントについて、建築士の視点から分かりやすく解説します。
現地調査で特別な準備は必要ありません
現地調査のために、大掛かりな準備をする必要はありません。
担当者は建物の状況を確認するために伺いますので、普段どおりの状態で問題ありません。
また、「部屋をきれいに片付けないと申し訳ない」と思われる方もいらっしゃいますが、必要以上に気にする必要はありません。
大切なのは、工事を予定している場所を確認できることです。
荷物が多くて見えない場所がある場合だけ、見られるようにしておくと現地調査がスムーズに進みます。
ご希望や困っていることを整理しておきましょう
現地調査では、建物を見るだけでなく、お客様のお話を伺うことも大切な目的です。
例えば、
- どこに困っているのか
- どのようなリフォームを希望しているのか
- 特に優先したいことは何か
こうした内容を整理しておくと、担当者も状況を理解しやすくなります。
「キッチンを交換したい」というご希望だけでなく、
- 収納を増やしたい
- 掃除しやすくしたい
- 冬の寒さを改善したい
など、困っていることも一緒に伝えることで、ご希望に合った提案を受けやすくなります。
図面や資料があれば用意しておきましょう
新築時の図面や、過去のリフォーム資料などが残っていれば、当日に用意しておくと役立ちます。
例えば、
- 新築時の図面
- 過去のリフォーム図面や見積書
- 設備機器の取扱説明書や品番
などです。
図面があると建物の構造や配管・配線の位置、使用している材料などを事前に把握しやすくなるため、現地で寸法を確認する時間が短くなり、 見積りや提案もスムーズに進めやすくなります。
ただし、図面がなくても現地調査はできますので、見当たらない場合は無理に探す必要はありません。
気になることは遠慮なく相談しましょう
現地調査は、建物を確認するだけの時間ではありません。
リフォームについて気になることや不安なことがあれば、この機会に遠慮なく相談してみましょう。
例えば、
- 今すぐ工事した方がよいのか
- 優先して工事した方がよい場所はどこか
- 補助金の対象になるのか
- 予算内でどこまでできるのか
など、疑問に思っていることを相談することで、今後の計画も立てやすくなります。
信頼できる会社ほど、お客様のお話をよく聞き、状況に合わせて分かりやすく説明してくれます。現地調査は、疑問や不安を解消する大切な機会でもありますので、気になることは遠慮せず相談してみましょう。
現地調査が終わると、次は正式な見積りが作成されます。
見積りを依頼する時のポイントや、相見積りで会社を見極める方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。
現地調査について詳しく知りたい方へ
現地調査では、どのような点を確認し、見積りに反映しているのでしょうか。
建物の状態や工事条件、担当者が見ているポイントについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
リフォームの依頼先で失敗を防ぐためには、会社選びも大切です。
リフォーム会社を選ぶときは、建設業許可・自社施工・見積り・保証の【4つの基準】の4つが特に重要だと考えています。
会社選びについて順番に知りたい方は、こちらをご覧ください。
まとめ
現地調査では、特別な準備をする必要はありません。
ただし、ご希望や困っていることを整理しておくと、担当者も状況を把握しやすくなり、ご希望に合った見積りや提案につながります。
また、図面や過去の資料があれば役立つこともありますが、なくても現地調査は問題なく行えます。
大切なのは、気になることや不安なことを遠慮せず相談することです。
現地調査を上手に活用することが、納得できるリフォーム会社選びにつながります。
事前に少し準備しておくだけで、現地調査をより有意義な時間にすることができます。
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