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執筆:二級建築士 安藤勉
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リフォーム会社から、「何かあったら対応するので保証書は出していません」と言われたら、皆さんはどう感じるでしょうか。
昔から地域で営業している工務店やリフォーム会社の中には、保証書を発行していない会社もあります。
しかし、「保証書がなくても本当に大丈夫なの?」と不安になる方もいると思います。
私たちは20年以上にわたり、全国のリフォーム会社の審査や、お客様からのご相談をお受けしてきました。
その中でも、
- 保証内容が分からない
- 言った言わないになった
- 保証されると思っていた
といったご相談は少なくありません。
今回は、保証書がない場合に注意したいポイントと、契約前に確認しておきたいことについて説明します。
保証書を発行しない会社は珍しくない
リフォーム会社の中には、保証書を発行していない会社もあります。例えば、
- 昔から地域で営業している工務店
- 紹介中心で仕事をしている会社
- 小規模なリフォーム会社
などです。そのため、保証書がないからといって、すぐに悪い会社とは言えません。
実際に、「何かあれば対応します」という考え方で長年営業している会社もあります。
ただし、その言葉だけで安心して良いかは別の話です。工事後に何かあった時、保証内容を確認できる書面がないことには注意が必要です。
「聞いていた話と違う」が起きることもある
工事が終わった直後であれば、お互いに内容を覚えているかもしれません。しかし、
- 1年後
- 3年後
- 担当者が変わった後
になると状況は変わります。例えば、
- 保証期間は何年だったのか
- 何が保証対象だったのか
- どこまで無償対応だったのか
などが曖昧になることがあります。
私たちがお客様相談をお受けする中でも、「以前はそう聞いていた」「そんな話は聞いていないと言われた」というケースは少なくありません。
保証トラブルの原因は、保証がないことではなく、保証内容が共有されていないことも多いのです。
私たちが保証書を重視する理由
私たちは20年以上にわたり、全国の工事店の審査やお客様相談をお受けしてきました。
その中で重視しているのは、保証書があることそのものではありません。
大切なのは、「保証内容が書面で確認できること」です。保証書があれば、
- 保証期間
- 保証対象
- 保証対象外
- 連絡先
などを後から確認できます。これはお客様だけでなく、工事店にとってもメリットがあります。
工事後に認識の違いが起きにくくなるからです。保証書は、お客様と工事店の両方を守るための書類とも言えます。
保証書は契約前に確認したい
保証書は工事後にもらうものと思われがちですが、私たちは契約前に確認することをおすすめしています。例えば、
- 保証期間は何年か
- 保証対象は何か
- 保証対象外は何か
- 保証内容を書面でもらえるか
などです。
契約後や工事完了後に初めて保証内容を見ると、「思っていた内容と違った」ということもあります。
また、保証内容も会社選びの判断材料の一つです。そのため、
・どこまで保証されるのか
・工事ミスがあった場合はどう対応するのか
・保証対象外は何か
を契約前に確認し、他社とも比較したうえで会社を選ぶことをおすすめします。
保証書は工事後にもらうものではなく、契約前に確認したい書類です。そのため、契約前に確認し、納得したうえで契約することが大切です。
保証書があっても安心とは限らない
ここまで保証書の大切さについて説明してきました。しかし、保証書があれば安心というわけでもありません。
私たちがお客様相談をお受けする中でも、
- 保証対象外と言われた
- 工事ミスかどうかで意見が分かれた
- 担当者が退職していた
といったケースがあります。そのため、本当に大切なのは、
- 工事後の対応体制
- 相談窓口
- 担当者が変わった場合の体制
- 第三者へ相談できる仕組み
です。保証書は大切ですが、それは安心のスタート地点に過ぎません。
工事保証については、こちらの記事でも詳しく解説しています。
会社選びの流れを知りたい方へ
ここまでの内容は、会社選びで確認したいポイントの一部です。
私たちは20年以上、全国のリフォーム会社の審査や、お客様相談をお受けしてきました。その経験から、
- 建設業許可
- 自社施工
- 見積り
- 保証
の4つが特に重要だと考えています。
会社選びについて順番に知りたい方は、こちらをご覧ください。
→ 失敗しない会社選びを見る(約2分)
ここまでの内容は、会社選びで確認したいポイントの一部です。
その経験から、建設業許可・自社施工・見積り・保証の【4つの基準】の4つが特に重要だと考えています。
会社選びについて順番に知りたい方は、こちらをご覧ください。
まとめ|口約束ではなく書面で確認しよう
保証書を発行しない会社が必ず悪いとは限りません。しかし、工事後のトラブルを防ぐためには、
- 保証内容を書面で確認する
- 契約前に保証内容を確認する
- 口約束だけで契約しない
ことが大切です。
私たちがお客様相談をお受けする中でも、後悔している方の多くは、「保証がなかった」のではなく、「保証内容を確認していなかった」ケースです。
そのため、「何かあったら対応します」という言葉だけで判断するのではなく、保証内容を書面で確認してから契約することをおすすめします。
保証書があるかどうかではなく、「何が保証されるのか」を契約前に確認することが大切です。
保証内容も会社選びの判断材料の一つです。
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