【この記事は約3分で読めます】
執筆:二級建築士 安藤勉
→詳しいプロフィールはこちら
リフォーム会社へ見積りを依頼すると、
「見積りはメールで送ってもらえますか?」
「わざわざ来てもらわなくても大丈夫ですか?」
と思われる方もいらっしゃいます。
私たちは20年以上にわたり、全国のリフォーム会社の調査や、お客様からのご相談をお受けしてきました。
その中でも、「見積りはメールでも問題ありませんか?」というご相談をいただくことがあります。
結論から言うと、見積書をメールで受け取ること自体に問題はありません。
ただし、大切なのは受け取り方ではなく、工事内容や金額についてきちんと説明を受けることです。
今回は、見積りをメールでもらう場合の注意点について、建築士の視点から分かりやすく解説します。
見積りはメールでも問題ありません
最近では、見積書をメールやPDFで送る会社も増えています。
そのため、メールで見積りを受け取ること自体は珍しいことではありません。
メールであれば、自宅で家族と一緒に内容を確認したり、他社の見積りと比較したりしやすいというメリットもあります。
大切なのは説明を受けることです
見積書はメールで受け取っても問題ありません。
しかし、見積書を見るだけでは、工事内容や金額の違いを判断することは簡単ではありません。
例えば、
- どこまで工事を行うのか
- なぜその工事が必要なのか
- 追加費用が発生する可能性はあるのか
- 保証内容はどうなっているのか
こうした内容は、担当者から説明を受けることで初めて理解できることも少なくありません。
そのため、私たちは見積書の説明を受けたうえで比較・検討することをおすすめしています。
全国の工事店を見ていると、信頼できる会社ほど、お客様とお会いして提案内容や見積書を丁寧に説明しています。
中には、「説明をせずに見積書だけはお渡ししません」という方針の工事店もあります。それは契約を急ぐためではなく、提案内容を正しく理解していただきたいという考えからです。
一方で、お客様のご都合によりメールや郵送で受け取る場合でも、電話やオンラインなどで説明を受ける機会を設けることをおすすめします。
見積書は「金額を見るための書類」ではなく、「工事内容を確認するための書類」です。
分からないことは遠慮なく質問しましょう
見積書を見て疑問があれば、そのまま契約せず質問することが大切です。
全国の工事店を見ていると、信頼できる会社ほど、お客様が理解・納得できるまで丁寧に説明しています。
一方で、
- 質問に十分答えてくれない
- 説明を急ぐ
- 契約だけを急がせる
このような対応には少し注意した方がよいでしょう。
見積りの説明も、会社選びの判断材料の一つになります。
見積りについて詳しく知りたい方へ
見積りを受け取った後は、工事内容や金額を比較・検討し、依頼する会社を決めることになります。
見積りを依頼する時のポイントや、相見積りで会社を見極める方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。
リフォームの依頼先で失敗を防ぐためには、会社選びも大切です。
リフォーム会社を選ぶときは、建設業許可・自社施工・見積り・保証の【4つの基準】の4つが特に重要だと考えています。
会社選びについて順番に知りたい方は、こちらをご覧ください。
まとめ
見積書をメールで受け取ること自体に問題はありません。
ただし、大切なのは受け取り方ではなく、工事内容や金額について十分な説明を受け、納得したうえで判断することです。
信頼できる会社ほど、見積書を渡すだけで終わるのではなく、お客様が理解・納得できるよう丁寧に説明してくれます。
分からないことは遠慮せず質問し、お客様の疑問にきちんと向き合ってくれる会社かどうかも確認してみましょう。
見積りの説明や対応も、信頼できるリフォーム会社を見極める大切なポイントの一つです。
リフォーム会社選びで迷う方へ
リフォームで失敗しないための知識は、無料冊子「青本・赤本」にもまとめています。

※NHKでも紹介された冊子です
※累計100万部発行