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執筆:二級建築士 安藤勉
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「家具は全部移動しないといけないの?」
「荷物はどこまで片付ければいい?」
「リフォーム会社が運んでくれるの?」
リフォーム前になると、このような質問をいただくことがあります。工事内容によって必要な片付けの範囲は異なります。
事前に準備しておくことで工事がスムーズに進み、家具や家財を傷つけるリスクも減らせます。
今回は、リフォーム前に家具をどこまで片付ければよいのかについて説明します。
工事する部屋の家具は基本的に移動する
リフォームでは、工事を行う部屋の家具は基本的に移動が必要です。例えば、
- キッチンリフォームなら食器棚やワゴン
- トイレリフォームなら収納棚や小物
- 洗面所リフォームなら収納ケースや洗濯用品
- 和室や洋室のリフォームならタンスや本棚
などが対象になります。
職人が安全に作業するためには、十分な作業スペースが必要です。
小物や貴重品は事前に片付けておく
大型家具だけでなく、
- 食器
- 衣類
- 本
- 写真
- 現金
- 貴重品
- 壊れやすい置物
なども事前に片付けておくことをおすすめします。工事中は振動やホコリが発生することがあります。
思わぬ破損や紛失を防ぐためにも、自分で管理できるものは事前に移動しておくと安心です。
家具の移動を手伝ってくれる会社もある
リフォーム会社によっては、大型家具の移動を手伝ってくれる場合があります。ただし、
- 無料で対応してくれる会社
- 有料サービスになる会社
- 対応していない会社
など対応はさまざまです。
また、ピアノや大型金庫など重量物は専門業者への依頼が必要になることもあります。
契約前に、「家具の移動はどこまで対応してもらえますか?」と確認しておきましょう。
養生をしても片付けは必要
リフォーム会社は床や壁、家具などを保護するために養生を行います。
しかし、養生をしていても工事中のホコリや振動を完全に防ぐことはできません。
そのため、「養生するから何も片付けなくて大丈夫」というわけではありません。
工事する部屋は、できるだけ物を少なくしておくことで、安全かつ効率よく工事を進められます。
住みながらリフォームする場合のポイント
住みながら工事を行う場合は、一度に家全体を片付ける必要はありません。
工事の進行に合わせて部屋ごとに移動するケースもあります。例えば、
- 工事しない部屋へ一時的に移動する
- レンタル収納を利用する
- 親族宅などに一時的に預ける
といった方法があります。
荷物が多い場合は、工事前にリフォーム会社へ相談しておくと安心です。
片付けそのものより事前確認が大切
「どこまで片付ければいいのか分からない」
というまま工事当日を迎えると、作業開始が遅れたり、追加で家具を移動する時間が必要になったりすることがあります。工事前には、
- 移動が必要な家具
- 自分で片付ける範囲
- 会社が対応してくれる内容
を確認しておくことが大切です。
後悔しないために確認したい質問
- 「家具はどこまで移動すればいいですか?」
- 「大型家具の移動はお願いできますか?」
- 「片付けは工事前日までで大丈夫ですか?」
- 「工事中は別の部屋に置いても問題ありませんか?」
- 「ホコリ対策はどのように行いますか?」
見積りや工事前に確認したいポイントは、こちらで詳しく解説しています。
本当の原因は会社選び
家具の片付けで困るケースは、工事そのものではなく、事前説明が不足していることが原因になる場合があります。信頼できる会社は、
- 片付けが必要な範囲
- 家具移動の対応
- 養生方法
- 工事当日の流れ
まで分かりやすく説明してくれます。
価格だけでなく、工事前の説明が丁寧かどうかも会社選びでは大切なポイントです。
リフォームの依頼先で失敗を防ぐためには、会社選びも大切です。
リフォーム会社を選ぶときは、建設業許可・自社施工・見積り・保証の【4つの基準】の4つが特に重要だと考えています。
会社選びについて順番に知りたい方は、こちらをご覧ください。
まとめ|家具の片付けは事前確認が成功のポイント
リフォーム前は、工事を行う部屋の家具や荷物を片付けることが基本です。
ただし、どこまで自分で準備する必要があるかは、工事内容やリフォーム会社によって異なります。
工事当日に慌てないためにも、
- 家具をどこまで移動するか
- 会社が対応してくれる範囲
- ホコリ対策や養生方法
を事前に確認しておきましょう。
準備をしっかり行うことで、工事もスムーズに進み、安心してリフォームを迎えることができます。
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