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執筆:二級建築士 安藤勉
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リフォーム工事が終わった後に、
「床に傷が付いている。」
「壁にへこみがある。」
「建具に傷を見つけた。」
と気付くことがあります。
せっかく新しくなった住まいに傷があると、
「補修してもらえるの?」
「もう引き渡しが終わったから遅い?」
と不安になる方も多いでしょう。
工事中に付いた傷であれば、補修の対象になることが一般的です。
ただし、すべての傷が補修対象になるわけではありません。
この記事では、工事後に傷を見つけた場合の対応方法や、補修してもらえるケース、工事会社へ伝えるポイントについて解説します。
工事中に付いた傷なら補修してもらえることが多い
工事会社は、施工中に既存の床や壁、建具などを傷付けないよう養生を行います。
それでも資材の搬入や工具の使用によって、思わぬ傷が付いてしまうことがあります。
工事中に発生した傷であれば、工事会社が補修や交換を行うケースが一般的です。
まずは遠慮せず相談しましょう。
補修の対象になりやすい傷
次のような傷は、工事中に発生した可能性があるため、補修の対象になることがあります。
- フローリングの傷
- 建具の傷やへこみ
- クロスの破れ
- 巾木の傷
- 窓枠やサッシの傷
- キッチンや洗面台の傷
特に工事した場所の周辺で見つかった傷は、早めに確認してもらうことをおすすめします。
補修が難しい場合もある
すべての傷が補修対象になるわけではありません。
例えば、
- 引き渡し後に家具を移動して付いた傷
- お子さまやペットが付けた傷
- 経年使用による傷
などは、工事との因果関係が確認できないため、補修対象外となることがあります。
傷を見つけたら早めに連絡しよう
傷を見つけたら、できるだけ早く施工した工事会社へ連絡しましょう。
時間が経つと、
「工事中の傷なのか。」
「引き渡し後に付いた傷なのか。」
の判断が難しくなることがあります。
気付いた時点で相談することが大切です。
写真を撮っておくと伝わりやすい
工事会社へ連絡する前に、
- 傷全体が分かる写真
- 傷のアップ写真
- 傷がある場所
を撮影しておくと、状況を伝えやすくなります。
スマートフォンで十分です。
写真があれば、工事会社も補修方法を検討しやすくなります。
引き渡し時には一緒に確認しよう
工事完了後は、工事会社と一緒に仕上がりを確認することが大切です。
その際は、
- 傷がないか
- 汚れが残っていないか
- 建具が正常に動くか
- 設備が問題なく使えるか
などをチェックしましょう。
気になる点は、その場で伝えることをおすすめします。
傷が小さくても相談してよい?
「小さな傷だから言いにくい。」
と思う方もいます。
しかし、新品の設備や仕上げに付いた傷であれば、遠慮する必要はありません。
信頼できる工事会社なら、状況を確認したうえで誠実に対応してくれます。
工事会社へ伝える時のポイント
連絡する際は、
- いつ気付いたか
- どこに傷があるか
- 傷の大きさ
- 写真
を伝えると、スムーズに対応してもらえます。
感情的に責任を追及するよりも、事実を整理して伝えることが、解決への近道です。
リフォームの依頼先で失敗を防ぐためには、会社選びも大切です。
リフォーム会社を選ぶときは、建設業許可・自社施工・見積り・保証の【4つの基準】の4つが特に重要だと考えています。
会社選びについて順番に知りたい方は、こちらをご覧ください。
保証内容も確認しておこう
傷そのものは保証書に明記されていないこともありますが、施工に起因する不具合であれば、アフターサービスの対象として対応してもらえることがあります。
保証書やアフターサービスの内容を確認し、不明な点は工事会社へ相談しましょう。
工事後の対応が丁寧かどうかも、工事会社選びでは重要なポイントです。
信頼できる工事会社は補修にも誠実に対応する
優良な工事会社は、傷が見つかった場合でも、
- 現地を確認する
- 原因を調査する
- 補修方法を説明する
- 補修後の仕上がりを確認する
という流れで対応します。
工事が終わった後も責任を持って対応してくれる会社なら、安心して長く付き合うことができます。
工事後の保証について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
まとめ
工事後に傷を見つけた場合でも、工事中に付いた傷であれば補修してもらえることが一般的です。
ただし、時間が経つほど原因の判断が難しくなるため、気付いたらできるだけ早く工事会社へ連絡しましょう。
その際は、
- 傷の場所
- 傷の大きさ
- 気付いた時期
- 写真
を伝えると、スムーズに対応してもらえます。
また、工事後のアフターサービスや補修対応まで丁寧に行ってくれる工事会社を選ぶことが、リフォームで後悔しないための大切なポイントです。
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