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執筆:二級建築士 安藤勉
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リフォームの後悔というと、施工不良や工事トラブルを思い浮かべる方も多いと思います。しかし、
実際には、工事そのものよりも、「こうしておけば良かった」という後悔も少なくありません。
今回は、リフォーム後によく聞く後悔について説明します。
設備より暮らし方を考えれば良かった
リフォームでは、設備選びに目が向きがちです。しかし、実際に暮らし始めると、設備よりも使い勝手の方が重要になることがあります。例えば、
- 家事動線
- コンセントの位置
- 照明の位置
- 家具の配置
などです。
ショールームで設備を見る前に、普段の暮らし方を整理しておくことをおすすめします。
収納を後回しにしてしまった
リフォーム後の後悔で意外と多いのが収納です。新しいキッチンや浴室には満足していても、「収納が足りない」という声は少なくありません。
収納は後から増やしにくいため、計画段階で考えておくことが大切です。
お金をかける場所を間違えた
全国から寄せられる相談を見ると、意外と多いのが、「そこまでお金をかけなくても良かった」という後悔です。例えば、
- 高級設備を選んだ
- オプションを増やしすぎた
- 見た目を優先した
一方で、収納や断熱など、毎日の暮らしに関わる部分は後回しになってしまったというケースもあります。
リフォームでは、設備のグレードよりも、毎日使う部分を優先した方が満足度が高くなることがあります。
将来のことも考えれば良かった
今の暮らしだけで考えると、後から不便になることがあります。例えば、
- 段差
- 手すり
- 寝室の位置
- 生活動線
などです。
特に60代以降は、10年後、20年後の暮らしも考えておくと安心です。
建設業許可・自社施工・見積り・保証の【4つの基準】をあわせて見ると、会社を判断しやすくなります。
会社選びで大切なことを順番に知りたい方は、こちらをご覧ください。
工事中の生活を考えていなかった
工事が終わった後ではなく、工事中に困ったという声もあります。例えば、
- お風呂が使えなかった
- 荷物の移動が大変だった
- 騒音やホコリが想像以上だった
などです。
住みながらリフォームする場合は、工事中の生活についても確認しておきましょう。
もっと比較すれば良かった
全国から寄せられる相談を見ると、後悔の原因として意外と多いのが、会社選びです。例えば、
- 提案内容を比較しなかった
- 契約を急いでしまった
- 他の意見を聞かなかった
などです。
リフォームは高額な買い物です。工事内容だけでなく、会社や担当者も比較しながら進めることをおすすめします。
ただし、見積りは金額だけを比較するものではありません。見積りの比較で確認したいポイントについては、こちらをご覧ください。
まとめ|完成後の暮らしまで考える
リフォームで後悔しやすいのは、工事の失敗だけではありません。実際には、
- 暮らし方を考えていなかった
- 収納が足りなかった
- お金の使い方を間違えた
- 将来を想像していなかった
- 工事中の生活を考えていなかった
- 比較しなかった
といった、契約前に防げた後悔も少なくありません。
だからこそ、設備や価格だけではなく、「リフォーム後にどんな暮らしをしたいのか」を考えることが大切です。
完成写真を見るだけではなく、10年後も含めた暮らしをイメージしてみましょう。
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