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執筆:二級建築士 安藤勉
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リフォームを考え始めると、
「打ち合わせは何回くらいするもの?」
「何を決めればいいのかわからない」
「短時間で契約を迫られないか不安」
このような疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
リフォームは、完成してから「思っていたものと違った」と後悔しないために、事前の打ち合わせがとても重要です。
必要な回数は工事内容によって変わりますが、一般的には3〜5回程度の打ち合わせを行うことが多いです。
この記事では、リフォームの打ち合わせ回数の目安や、各段階で確認しておきたいポイントをわかりやすく解説します。
リフォームの打ち合わせは3〜5回程度が一般的
リフォームの打ち合わせ回数は、工事の規模によって変わります。
例えば、
- トイレ交換など小規模リフォーム
- キッチンや浴室など水まわりリフォーム
- 間取り変更を伴う大規模リフォーム
では、必要な確認内容が大きく異なります。
小規模リフォームの場合は1〜3回程度
トイレ交換や洗面台交換など、工事内容が決まっている場合は、比較的少ない回数で進みます。
主な確認内容は、
- 商品の種類
- 色やデザイン
- 工事日程
- 費用
などです。
工事内容や追加費用の可能性については、事前に確認しておくことが大切です。
水まわりリフォームは3〜5回程度
キッチンや浴室などのリフォームでは、決めることが多くなります。
例えば、
- 商品グレード
- サイズ
- 収納方法
- 壁や床の仕上げ
- 配管状況
などを一つずつ確認します。システムキッチンやユニットバスは、メーカーのショールームで実物をチェックしながら仕様を決めましょう。
また、住宅状況によって追加工事が必要になることもあります。
見た目だけではなく、工事内容まで理解するための打ち合わせが必要です。
大規模リフォームは5回以上になることもある
間取り変更や全面リフォームでは、打ち合わせ回数が増えます。
確認する内容が多いためです。
例えば、
- 現在の不満や希望
- 間取り変更
- 生活動線
- 断熱性能
- 耐震性
- 予算調整
などを検討します。
納得できるリフォームにするためには、時間をかけて話し合うことが大切です。
リフォームの打ち合わせは何を決める?
打ち合わせでは、単に商品を選ぶだけではありません。
失敗を防ぐためには、次のような内容を確認します。
1回目の打ち合わせは希望や悩みを伝える
最初の打ち合わせでは、現在困っていることや希望を伝えます。
例えば、
「冬のお風呂が寒い」
「収納が足りない」
「段差をなくしたい」
などです。
ここで大切なのは、希望だけではなく「なぜリフォームしたいのか」を伝えることです。
目的を共有できる会社ほど、生活に合った提案につながります。
現地調査では住宅の状態を確認する
リフォームでは、現状確認が欠かせません。
建物を確認せずに正確な工事内容を決めることはできません。
現地調査では、
- サイズ確認
- 配管や配線の状態
- 下地の状態
- 劣化状況
などを確認します。
見えない部分に問題がある場合、工事内容が変わることもあります。
見積もり説明では工事内容を確認する
見積もりを受け取ったら、金額だけを見るのではなく内容を確認しましょう。
確認したいポイントは、
- どこまで工事に含まれるか
- 使用する材料
- 追加費用が発生する条件
- 工事期間
です。
安い見積もりでも、必要な工事が含まれていなければ意味がありません。
見積りについて詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
契約前は疑問をすべて解消する
契約前の打ち合わせは特に重要です。
後から変更すると追加費用につながることがあります。
確認しておきたい内容は、
- 工事内容に納得しているか
- 金額に不明点がないか
- 保証内容
- 工事中の対応
などです。
「少し気になるけど、聞きにくい」と思うことほど、契約前に確認しましょう。
打ち合わせ回数が少ない業者には注意が必要?
打ち合わせ回数が少ないこと自体が悪いわけではありません。
工事内容が明確であれば、少ない回数でも問題ない場合があります。
ただし、
- 現地確認を十分にしない
- 希望を詳しく聞かない
- 契約を急がせる
ような場合は注意が必要です。
リフォームは、工事が始まってから変更することが難しい部分もあります。
契約前に納得できるまで説明してくれる会社を選ぶことが大切です。
リフォームの依頼先で失敗を防ぐためには、会社選びも大切です。
リフォーム会社を選ぶときは、建設業許可・自社施工・見積り・保証の【4つの基準】の4つが特に重要だと考えています。
会社選びについて順番に知りたい方は、こちらをご覧ください。
打ち合わせで確認しておきたい質問
リフォーム会社との打ち合わせでは、次のような質問をしておくと安心です。
追加費用が発生する可能性はありますか?
工事中に予想外の問題が見つかる場合があります。
その場合、「どんな時に追加費用になるのか」を事前に確認しておきましょう。
工事中に変更できますか?
工事開始後の変更は、費用や工期に影響します。
変更できる範囲や費用について確認しておくと安心です。
保証はどのようになっていますか?
リフォーム後の安心のために、保証内容も確認しましょう。
打ち合わせ回数より大切なのは納得できる説明
リフォームでは、「何回打ち合わせをしたか」よりも、「内容を理解して納得できたか」が重要です。
3回でも十分な場合もあります。
反対に、10回打ち合わせをしても説明不足なら不安は残ります。
大切なのは、工事内容や費用について丁寧に説明してくれる会社を選ぶことです。
まとめ
リフォームの打ち合わせ回数は、一般的に3〜5回程度が目安です。
ただし、工事内容によって必要な回数は変わります。
小規模な工事なら少ない回数でも進められますが、水まわりや大規模リフォームでは、十分な確認時間が必要です。
大切なのは、回数ではなく「疑問や不安を解消できているか」です。
焦って契約するのではなく、納得できるまで説明してくれるリフォーム会社を選びましょう。
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