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外壁塗装後に色がイメージと違う…やり直してもらえる?対処方法を解説

【この記事は約4分で読めます】
執筆:二級建築士 安藤勉
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外壁塗装が完成したあと、

「選んだ色と違って見える」
「想像より明るかった」
「家に合わない気がする」

このように感じる方は少なくありません。

外壁は住宅の印象を大きく左右するため、色の違いは大きな後悔につながります。

では、塗装後に色が気に入らなかった場合、やり直してもらうことはできるのでしょうか。

結論から言うと、単純に「イメージと違った」という理由だけでは、無料で塗り直しは困難です。

ただし、業者側の説明不足や施工ミスが原因の場合は、対応してもらえる可能性が高くなります。

この記事では、外壁塗装後に色が違って見える原因や、やり直しができるケース、失敗を防ぐ方法を解説します。

外壁塗装後に色が違って見える原因

外壁塗装では、完成後に「思っていた色と違う」と感じることがあります。

その理由は、次のようなものです。

小さな色見本と外壁全体では印象が変わる

外壁塗装では、色見本帳やサンプルを見ながら色を決めます。

しかし、小さなサンプルで見た色と、家全体に塗った色では印象が変わります。

これは「面積効果」と呼ばれるものです。一般的には、

  • 明るい色は広い面積になると、より明るく見える
  • 暗い色は広い面積になると、より濃く見える

傾向があります。

そのため、サンプルだけで判断すると、完成後に違和感を感じることがあります。

天気や時間帯によって色の見え方が変わる

外壁は、太陽光の影響を大きく受けます。

晴れた昼間に見る色と、

  • 曇りの日
  • 朝や夕方
  • 日陰

では印象が変わります。

室内で見る色見本だけでは、実際の外観を完全に判断することは難しいです。

周囲の建物や屋根とのバランスで印象が変わる

外壁の色だけを見て決めると、完成後に違和感が出る場合があります。

例えば、白系の外壁を選んだ場合でも、

  • 屋根の色
  • 玄関ドア
  • サッシ
  • 周囲の住宅

との組み合わせによって印象がガラリと変わります。

外壁塗装は、家全体のバランスで考えることが大切です。

外壁塗装の色は無料でやり直してもらえる?

「色が気に入らないから塗り直してほしい」と思っても、簡単に塗り替えることは困難です。

理由は、施主が選んだ色で施工した場合、業者側に責任がないためです。

無料でやり直しになる可能性があるケース

以下の場合は、業者へ相談できます。

契約した色と違う色で施工された

例えば、契約で決めた色番号と違う色で塗装された場合です。

これは施工ミスの可能性がありますので塗装業者に伝え、塗り直してもらいましょう。

業者の説明と実際の仕上がりが大きく違う

説明内容と実際の仕上がりが大きく異なる場合は、相談する価値があります。

例えば、艶の有り無し、2階と1階の色分けが打ち合わせと違った場合です。言った言わないを防ぐには、記録を残しておくことがオススメです。

塗装不良がある場合

色の問題ではなく、

  • 色ムラ
  • 塗り残し
  • 塗料の剥がれ
  • 明らかな施工不良

がある場合は、補修対象になる可能性があります。

無料でのやり直しが難しいケース

一方で、次のような場合は注意が必要です。

  • 完成後に好みではないと感じた
  • 思ったより明るかった
  • 家族の意見が変わった
  • 周囲の家と合わなかった

このような理由は、基本的には施主側の判断によるものと考えられます。

塗り直しには、

  • 足場費用
  • 塗料費
  • 職人の施工費

が必要になるため、大きな費用負担になります。

外壁塗装の色選びで失敗しないためのポイント

完成後の後悔を防ぐには、契約前の確認が重要です。

大きめの色サンプルで確認する

小さい色見本だけで決めるのは避けましょう。

可能であれば、塗板(とばん)と呼ばれる

  • A4サイズ以上のサンプル
  • 実際の外壁に近い状態

で確認すると安心です。

実際の住宅施工例を見る

同じ色でも、住宅の形や周囲の環境で印象は変わります。

施工事例を見ると、「完成後のイメージ」をつかみやすくなります。

カラーシミュレーションだけで決めない

最近はパソコンやスマホで外壁色を確認できるサービスもあります。

ただし、画面によって色の見え方は変わります。

カラーシミュレーションは参考として利用し、最終判断は実物で確認しましょう。

契約前に色について確認しておく

外壁塗装では、契約前の確認が大切です。

確認したい内容は、

  • 使用する塗料の商品名
  • 色番号
  • 施工範囲
  • 色変更が可能なタイミング

です。

口頭だけではなく、書面で残しておくと安心です。

外壁塗装は色より業者選びが重要

外壁塗装では、色選びに注目しがちです。

しかし、長く安心して住むためには、業者選びも重要です。

優良な塗装業者は、

  • 色選びを急がせない
  • メリットや注意点を説明する
  • 実際の施工事例を見せる

など、完成後のイメージまで考えて提案します。

また、塗装技術や下地処理によっても仕上がりは変わります。

安さだけで選ぶのではなく、施工内容を確認することが大切です。

→信頼できる自社施工とは?【2分】 

もし色に納得できない場合の相談方法

完成後に色の違和感がある場合、まずは施工業者へ相談しましょう。

その際は、「気に入らないから変えてほしい」ではなく、「契約時の説明と仕上がりが違う」と具体的に伝えることが大切です。

確認するポイントは、

  • 選んだ色番号
  • 使用した塗料
  • 施工前の説明内容
  • どの部分が違うと感じるか

です。

感情的にならず、事実を整理して相談しましょう。

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まとめ

外壁塗装後に「色がイメージと違う」と感じても、単純な好みの問題では無料でやり直しになるケースは多くありません。

ただし、

  • 契約した色と違う
  • 業者の説明と大きく違う
  • 施工不良がある

場合は、対応を相談できます。

外壁塗装の色選びで後悔しないためには、契約前に実物サンプルを確認し、施工事例を見ることが大切です。

そして何より、丁寧に説明してくれる塗装業者を選ぶことが、満足できる外壁塗装につながります。

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