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執筆:二級建築士 安藤勉
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リフォーム工事が終わった後に、
「思っていた仕上がりと違う。」
「すぐに不具合が出た。」
「これは施工不良では?」
と不安になることがあります。
新しくした住まいで問題が起きると、工事会社への不信感につながることもあります。
しかし、不具合が発生したからといって、必ず施工不良とは限りません。
材料の性質や建物の状態、使用環境が原因の場合もあります。
大切なのは、感情的に判断するのではなく、原因を確認することです。
この記事では、施工不良かなと思った時に最初に確認したいポイントや、工事会社へ相談する方法について解説します。
まず確認したいのは「契約内容と違うか」
施工不良を判断する時、最初に確認したいのが契約内容です。
例えば、
- 違う商品が使われている
- 指定した色と違う
- 約束した工事内容が行われていない
- 見積書にない工事をされている
場合は、確認が必要です。
一方で、契約どおり施工されている場合は、施工不良ではなく「感じ方の違い」の可能性もあります。
見た目だけで施工不良と判断しない
リフォーム後は、以前の状態との違いから違和感を覚えることがあります。
例えば、
「クロスの色が思ったより明るい」
「床の色が想像と違う」
「外壁の色がイメージと違う」
などです。
このような場合、施工ミスではなく、照明や周囲の環境による見え方の違いの場合があります。
まずは契約内容と実際の施工内容を確認しましょう。
施工不良の可能性がある症状
次のような場合は、施工不良の可能性も考えられます。
工事直後から不具合がある
例えば、
- 新しく張った床が沈む
- ドアが閉まらない
- 水漏れが発生する
- 外壁塗装がすぐ剥がれる
などです。
施工直後から発生している場合は、施工方法や材料に原因がある可能性があります。
同じ場所で繰り返し不具合が起きる
一度補修しても、
- また水漏れする
- また床が鳴る
- また塗膜が剥がれる
場合は、根本的な原因を確認する必要があります。
まず写真を残しておく
不具合を見つけたら、最初に写真を撮影しましょう。
撮影するポイントは、
- 全体が分かる写真
- 不具合部分のアップ
- 発生場所
- 発生日時
です。
写真があることで、工事会社へ状況を正確に伝えられます。
工事会社へ相談する時の伝え方
施工不良を疑った場合でも、最初から
「施工ミスですよね?」
と伝えるより、
「○月頃からこの症状があります。一度確認していただけますか。」
と相談する方が、原因確認がスムーズです。
工事会社も現場を確認しやすくなります。
工事会社に確認してもらうポイント
相談する際は、次の点を確認しましょう。
- 原因は何か
- 補修が必要か
- 放置して問題ないか
- 保証対象になるか
- 補修方法は何か
原因を説明してくれる会社なら、安心して対応を任せられます。
自分で修理する前に相談しよう
不具合を見つけると、自分で補修したくなることもあります。
しかし、
- パテで埋める
- 接着剤を使う
- 部品を交換する
などを行うと、原因確認が難しくなる場合があります。
特に工事直後の場合は、まず施工会社へ相談しましょう。
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保証内容を確認する
リフォーム後の不具合は、内容によって保証対象になる場合があります。
確認したいのは、
- 工事保証
- メーカー保証
- アフターサービス内容
です。
保証期間内であれば、無償で点検や補修を受けられる可能性があります。
信頼できる工事会社は原因を説明してくれる
優良な工事会社は、不具合が発生した時に、「問題ありません」と簡単に判断しません。
まず、
- 現地確認
- 原因調査
- 補修方法の説明
を行います。
施工不良なのか、経年変化なのか、使用によるものなのかを説明してくれる会社を選ぶことが大切です。
まとめ
リフォーム後に施工不良かなと思った時は、まず原因を確認することが大切です。
確認するポイントは、
- 契約内容と違いがないか
- 工事直後から発生しているか
- 写真を残しているか
- 保証対象になるか
です。
不具合が発生した場合でも、すぐに施工不良と決めつけるのではなく、工事会社に点検してもらいましょう。
また、工事後も責任を持って対応し、原因や補修方法を丁寧に説明してくれる工事会社を選ぶことが、安心できるリフォームにつながります。
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