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執筆:二級建築士 安藤勉
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「リフォーム中はどれくらいうるさいですか?」
「近所へ迷惑をかけないか心配です。」
「マンションでも工事はできますか?」
このようなご相談をいただくことがあります。
私たちは20年以上、全国のリフォーム会社選びに携わってきました。その中でも、お客様が工事前に気にされることの一つが「騒音」です。
リフォーム工事では、多少の音が発生することは避けられません。しかし、工事内容によって騒音の大きさや時間は大きく異なります。
今回は、リフォーム工事中の騒音について知っておきたいポイントをご紹介します。
工事内容によって騒音は大きく異なる
すべてのリフォームが大きな音を出すわけではありません。例えば、
比較的音が少ない工事
- クロス(壁紙)の張り替え
- 設備機器の交換
- 内装仕上げ工事
音が大きくなりやすい工事
- 壁や床の解体
- タイルの撤去
- コンクリートへの穴あけ
- 外壁や屋根の解体工事
特に解体作業では電動工具を使用するため、一時的に大きな音が発生します。
大きな音は一日中続くわけではない
「何日も大きな音が続く」と心配される方もいます。
しかし実際には、大きな騒音が発生するのは解体や穴あけなど一部の工程だけです。
設備の設置や仕上げ作業になると、比較的静かな工程が続きます。
そのため、工事期間中ずっと騒音が続くわけではありません。
マンションは管理規約で時間が決められていることも
マンションでは、管理規約によって工事できる曜日や時間帯が決められていることがあります。例えば、
- 平日のみ工事可能
- 午前9時から午後5時まで
- 日曜・祝日は工事禁止
などです。
経験豊富な会社であれば、管理規約を確認したうえで工事を進めてくれます。
近隣へのあいさつはとても大切
騒音そのものよりも、「何も聞いていなかった」ことが近隣トラブルにつながるケースがあります。
そのため、信頼できる会社は工事前に近隣へのあいさつを行い、
- 工事期間
- 作業時間
- 工事内容
などを説明することが一般的です。
近隣への配慮ができる会社かどうかも、会社選びの重要なポイントになります。
騒音が気になる場合は事前に相談しよう
ご自宅に、
- 小さなお子様
- 在宅勤務の方
- ペット
- ご高齢の家族
がいる場合は、騒音が気になることもあるでしょう。
その場合は、「大きな音が出る日はいつですか?」と事前に確認しておくことをおすすめします。
日程が分かれば、外出予定を調整しやすくなります。
後悔しないために確認したい質問
工事前には次のようなことを確認しましょう。
- 「一番音が大きいのはどの工程ですか?」
- 「大きな音は何日くらい続きますか?」
- 「近隣へのあいさつは行いますか?」
- 「マンションの管理規約は確認していますか?」
- 「作業時間は何時から何時までですか?」
工事内容や見積りについて確認したいポイントは、こちらで詳しく解説しています。
本当の原因は会社選び
騒音トラブルは、工事そのものではなく「事前説明や近隣への配慮」が不足していることで起こるケースが少なくありません。
私たちが20年以上リフォーム会社選びに携わる中でも、信頼できる会社ほど、
- 近隣へ事前にあいさつする
- 騒音が出る日程を説明する
- 管理規約を確認する
- 現場を整理整頓する
といった対応を徹底しています。
工事の品質だけでなく、近隣への配慮まで考えてくれる会社を選ぶことが、安心してリフォームを進めるためのポイントです。
リフォームの依頼先で失敗を防ぐためには、会社選びも大切です。
リフォーム会社を選ぶときは、建設業許可・自社施工・見積り・保証の【4つの基準】の4つが特に重要だと考えています。
会社選びについて順番に知りたい方は、こちらをご覧ください。
まとめ|騒音は避けられないが配慮で不安は減らせる
リフォーム工事では、解体作業などで一時的に騒音が発生することがあります。
しかし、大きな音が工事期間中ずっと続くわけではありません。工事前に、
- 音が出る工程
- 作業時間
- 近隣へのあいさつ
- マンションの管理規約
などを確認しておくことで、不安を減らすことができます。
安心してリフォームを進めるためにも、工事内容だけでなく、近隣への配慮を大切にする会社を選びましょう。
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