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執筆:二級建築士 安藤勉
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「リフォーム後の定期点検では何を見てもらえばいいのでしょうか。」
「問題がなければ点検は必要ないのでは?」
「どんな不具合を確認すればいいのか分かりません。」
このようなご相談をいただくことがあります。
リフォーム工事は完成したら終わりではありません。住まいは、使い続けることで少しずつ変化していきます。
そのため、定期点検によって小さな不具合を早めに見つけることが、住まいを長く守ることにつながります。
私たちは20年以上、全国のリフォーム会社選びに携わってきました。その中でも、「もっと早く相談しておけばよかった」という声は少なくありません。
今回は、リフォーム後の定期点検で確認したいポイントについて解説します。
定期点検はなぜ必要?
リフォーム後の定期点検には、大きな役割があります。
それは、不具合を早い段階で発見することです。例えば、
- 小さなひび割れ
- 水漏れの兆候
- 建具の不具合
- 設備の異常
などは、初期段階で対応すれば簡単な修理で済む場合があります。
反対に、長期間気付かないまま放置すると、大きな修繕が必要になることもあります。
外壁や屋根の状態を確認する
外壁や屋根のリフォームを行った場合は、外部の状態を確認しましょう。
確認したいポイントは、
- 外壁にひび割れがないか
- 塗装が剥がれていないか
- コーキングに隙間がないか
- 雨水が入りそうな部分がないか
などです。特に外壁や屋根は、普段の生活では確認しにくい場所です。
専門知識のある施工会社に見てもらうことが大切です。
水まわりの不具合を確認する
キッチンや浴室、洗面所、トイレなどの水まわりは、定期的な確認がおすすめです。
確認したいポイントは、
- 水漏れがないか
- 排水の流れが悪くないか
- 異音がしないか
- カビや変色がないか
です。特に収納内部や配管まわりは、普段見ない場所なので注意しましょう。
建具や内装の状態を確認する
内装リフォーム後は、生活する中で少しずつ変化が出ることがあります。
確認したいポイントは、
- ドアの開閉がスムーズか
- 引き戸が重くないか
- 床鳴りがないか
- クロスに浮きや剥がれがないか
などです。
気になる症状が小さいうちに相談することが大切です。
住宅設備の動作を確認する
設備機器も定期的に確認しましょう。
例えば、
- 給湯器
- 食洗機
- 換気扇
- IHコンロ
- エアコン
などです。
確認するポイントは、
- 正常に動くか
- 異音がないか
- 表示エラーが出ていないか
です。
毎日使う設備ほど、不具合が生活に影響します。
定期点検で施工会社に聞いておきたいこと
点検の際には、単に不具合を見るだけではなく、今後のメンテナンスについても確認しましょう。
例えば、
- 次回メンテナンスの時期
- 注意して見る場所
- お手入れ方法
- 保証期間
などです。住まいは、適切な時期に手入れすることで寿命を延ばすことができます。
保証内容も確認しておこう
定期点検のタイミングは、保証内容を確認する良い機会です。
確認したい内容は、
- 何年間保証されるのか
- どこまで保証対象なのか
- 不具合時の連絡先
- 有料になるケース
です。保証について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
点検してくれる会社を選ぶことが大切
リフォームでは、工事の内容だけでなく、完成後の対応も重要です。
私たちが20年以上リフォーム会社選びに携わる中でも、信頼できる会社ほど、
- 工事後の点検体制がある
- 不具合の相談窓口が明確
- 保証内容を事前に説明する
- 完成後も長く付き合う姿勢がある
という特徴があります。
工事価格だけで比較するのではなく、完成後まで安心して相談できる会社かどうかも確認しましょう。
定期点検がない場合はどうする?
施工会社によっては、定期点検の内容や時期が異なります。
もし案内がない場合は、「点検の予定はありますか?」と確認してみましょう。
また、自分で定期的に、
- 外壁を見る
- 水漏れを確認する
- 設備の動きを確認する
ことも大切です。小さな変化に早く気付くことが、住まいを守ることにつながります。
リフォームの依頼先で失敗を防ぐためには、会社選びも大切です。
リフォーム会社を選ぶときは、建設業許可・自社施工・見積り・保証の【4つの基準】の4つが特に重要だと考えています。
会社選びについて順番に知りたい方は、こちらをご覧ください。
まとめ|定期点検は住まいを長持ちさせる大切な機会
リフォーム後の定期点検は、不具合を早く見つけるために大切です。
確認したいポイントは、
- 外壁や屋根
- 水まわり
- 建具や内装
- 住宅設備
- 保証内容
です。
「問題が起きてから相談する」のではなく、定期的に状態を確認することで、安心して住み続けることができます。
リフォーム会社を選ぶときは、工事内容だけでなく、完成後のサポート体制まで確認することをおすすめします。
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