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執筆:二級建築士 安藤勉
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外壁塗装を検討していると、「一級塗装技能士がいる会社の方が安心ですか?」という疑問を持つ方もいらっしゃいます。
私たちは20年以上にわたり、全国の塗装会社の調査や、お客様からのご相談をお受けしてきました。
その中でも、「塗装技能士がいる会社を選んだ方がいいのでしょうか?」というご質問をいただくことがあります。
結論からいうと、塗装技能士は会社選びの安心材料の一つとして確認することをおすすめします。ただ、それだけで会社の良し悪しは判断できません。
今回は、塗装技能士とはどのような資格なのか、会社選びで確認したいポイントについて解説します。
塗装技能士は国家資格です
塗装技能士は、塗装に関する知識や技術を証明する国家資格です。
一級・二級などの区分があり、学科試験や実技試験に合格する必要があります。
そのため、一級塗装技能士がいる会社は、技術力を重視している会社の一つの目安になるでしょう。
一級塗装技能士がいる会社は安心材料になります
一級塗装技能士は、一定の実務経験を積んだうえで資格を取得しています。
そのため、塗装に関する知識や技術を客観的に証明する資格として、会社選びの参考になります。
ただし、資格があることだけで工事の品質が決まるわけではありません。
資格がなくても優秀な職人はいます
長年現場で経験を積み、高い技術を持ちながら、塗装技能士の資格を取得していない職人さんも少なくありません。
中には、長年現場で経験を積みながらも、資格を取得していない職人さんもいます。
一方で、資格を持っていても、実際に現場で施工するとは限らないケースもあります。
そのため、塗装技能士の資格だけで会社を判断するのではなく、施工実績やお客様の声、保証内容などもあわせて確認することが大切です。
外壁塗装は施工の丁寧さが品質を左右します
外壁塗装では、資格の有無だけでなく、施工をどれだけ丁寧に行うかが仕上がりや耐久性に大きく影響します。
例えば、
- 高圧洗浄や下地処理を丁寧に行うか
- メーカーが定めた塗料の希釈率や施工仕様を守っているか
- 適切な乾燥時間を守って施工しているか
- 塗り回数や施工手順を守っているか
といった基本的な施工を確実に行うことが大切です。
塗装工事は、資格だけではなく、見えない工程まで手を抜かず、メーカーの施工仕様を守って丁寧に施工することが長持ちする塗装につながります。
建設業許可も確認しておきましょう
塗装技能士とあわせて確認したいのが、建設業許可です。
建設業許可を取得するためには、一定の経験や技術者の配置など、法律で定められた要件を満たす必要があります。
そのため、建設業許可を取得している会社は、会社選びの安心材料の一つになります。
もちろん、建設業許可があるだけで優良な会社とは限りませんが、塗装技能士や施工実績、保証内容などとあわせて確認することをおすすめします。
建設業許可について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
最終的には会社全体で判断しましょう
塗装技能士は、会社選びの安心材料の一つです。
しかし、資格だけで工事の品質を判断することはできません。
大切なのは、
- 施工実績が豊富か
- お客様の声や評判が良いか
- 保証内容が明確か
- 見積りや工事内容を分かりやすく説明してくれるか
などを総合的に確認することです。
リフォームの依頼先で失敗を防ぐためには、会社選びも大切です。
リフォーム会社を選ぶときは、建設業許可・自社施工・見積り・保証の【4つの基準】の4つが特に重要だと考えています。
会社選びについて順番に知りたい方は、こちらをご覧ください。
まとめ
塗装技能士は、塗装に関する知識や技術を証明する国家資格であり、会社選びの安心材料の一つです。
しかし、資格があるだけで工事の品質が決まるわけではありません。
長年の経験を持つ優秀な職人でも資格を取得していないケースがありますし、資格者がいても、下地処理や塗料の扱い、施工手順などを丁寧に行わなければ、良い塗装工事にはつながりません。
塗装技能士は会社選びの安心材料の一つですが、最終的には施工実績やお客様の声、建設業許可、保証内容なども含めて総合的に判断することが、後悔しない外壁塗装につながります。
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