現在、お風呂のリフォームをするとなったら、必ずと言っていいほど聞くのが「ユニットバス(システムバス)」です。お見積書などには「UB」などと表記されることもあります。本日はこの「ユニットバス(システムバス)」についてお話しします。
皆さまは、ユニットバスはいつ頃作られ始めたか、ご存じでしょうか?
なんと・・・
前々回の東京オリンピックの頃だそうです。1963年東京オリンピックの前年にホテルニューオータニの建設工期を短縮する為、日立化成工業(現ハウステック)と東洋陶器(現TOTO)が開発したユニットバスが採用されました。
当時ホテルニューオータニ(全1058室)を17カ月で建設しないといけなかったそうですが、当時その規模のホテル建設には3年はかかると言われていたそう。そんな超短期工期を乗り越える為、「浴室のプレハブ化」が必要だったそうです。あらかじめ工場で加工しておき、建築現場では必要最低限の施工で組み立てを行う。現在の新築工事などの「プレカット」の走りと言えるかもしれません。
開発から60年以上経ち、現在も顧客のニーズや時代の変化に合わせる形で、どんどん進化していっており、日本の技術や企業努力に感服いたします。今後、そういった凄い機能を持った商品など紹介できればと思っております。
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