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執筆:二級建築士 安藤勉
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リフォームの現地調査を依頼すると、「どれくらい時間がかかりますか?」と気になる方も多いと思います。
長すぎると予定が立てにくく、逆に短すぎると、「必要な確認をしてもらえたのかな?」と不安になる方もいらっしゃいます。
私たちは20年以上にわたり、全国のリフォーム会社の調査や、お客様からのご相談をお受けしてきました。
その中でも、「現地調査はどれくらい時間がかかりますか?」というご質問をいただくことがあります。実際には、工事内容によって必要な時間は大きく異なります。
今回は、現地調査の時間の目安と、会社選びで確認したいポイントについて、建築士の視点から分かりやすく解説します。
現地調査の時間は工事内容によって変わります
現地調査にかかる時間は、工事内容によって大きく異なります。
現地調査では、建物の状況を確認するだけでなく、お客様のご希望や予算などもお聞きしながら、見積りに必要な情報を確認していきます。
そのため、工事の規模が大きくなるほど、確認する内容や打ち合わせの時間も長くなります。
時間の目安は、次のとおりです。
- 1か所の補修や設備交換:約30分
- 外壁塗装や屋根工事:約30分~1時間
- 全面リフォーム:約1~2時間
これはあくまで目安ですが、工事内容に応じて必要な時間をかけて確認することが大切です。
時間だけでなく、確認の仕方も見てみましょう
現地調査は、何分かかったかだけで判断するものではありません。
大切なのは、見積りに必要な情報をきちんと確認できているかです。 例えば、信頼できる会社は現地調査の際に、
- 建物の状況を写真で記録する
- 寸法を測る
- 必要な箇所をメモする
- お客様のご希望を書き留める
など、必要な情報を丁寧に記録しています。
なぜなら、現地調査が終わって事務所へ戻ってから見積りを作成するため、その場の記憶だけでは正確な見積りを作ることは難しいからです。
一方で、ほとんど写真も撮らず、メモも取らずに短時間で現地調査が終わった場合は、少し注意した方がよいかもしれません。
後日届いた見積りを見て、「この前お伝えした内容が入っていません。」ということになれば、再度打ち合わせや見積りの修正が必要になることもあります。
現地調査では、時間だけではなく、どのように確認し、記録しているかという点にも注目してみましょう。
時間の長さだけで会社は判断できません
現地調査が短いから悪い会社、長いから良い会社というわけではありません。
例えば、1か所の補修であれば30分程度で終わることもあります。
一方で、全面リフォームでは、お客様との打ち合わせだけで1~2時間程度かかることも珍しくありません。大切なのは時間ではなく、
- 必要な確認ができているか
- 分かりやすく説明してくれるか
- お客様の話をしっかり聞いてくれるか
という点です。現地調査は、正式な見積りや提案の土台となる大切な工程です。
時間の長さよりも、「何を確認していたのか」という視点で見ることが、信頼できる会社を見極めるポイントになります。
現地調査が終わると、次は正式な見積りが作成されます。
見積りを依頼する時のポイントや、相見積りで会社を見極める方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。
現地調査について詳しく知りたい方へ
現地調査では、どのような点を確認し、見積りに反映しているのでしょうか。
建物の状態や工事条件、担当者が見ているポイントについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
リフォームの依頼先で失敗を防ぐためには、会社選びも大切です。
リフォーム会社を選ぶときは、建設業許可・自社施工・見積り・保証の【4つの基準】の4つが特に重要だと考えています。
会社選びについて順番に知りたい方は、こちらをご覧ください。
まとめ
現地調査にかかる時間は、工事内容によって異なります。
目安としては、1か所の補修なら約30分、外壁塗装は30分~1時間、全面リフォームでは1~2時間程度かかることもあります。
ただし、大切なのは時間の長さではありません。
現地調査では、時間の長さよりも、「何を確認し、どのように記録しているか」という視点で見ることが、信頼できる会社を見極めるポイントになります。
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